日本航空石川アルプス席に「ガンバレ能登!!」横断幕 センバツ
第96回選抜高校野球大会第6日は25日、阪神甲子園球場で日本航空石川―常総学院(茨城)が行われ、日本航空石川の一塁側アルプス席に「ガンバレ能登!!」の横断幕が掲げられた。 【熱戦を写真で】日本航空石川-常総学院(1回戦) 日本航空石川は、1月1日の能登半島地震で石川県輪島市の校舎が被災した。一部生徒は系列校の日本航空(山梨県甲斐市)に避難。野球部も練習拠点を山梨に移した。 日本航空学園常務理事の浅川正人さん(65)によると、センバツ出場決定後、すぐにJA能登から「横断幕を贈りたい」との話があった。学校側は「『能登半島で被災された皆さんの頑張ってほしい』という思いを代表して連絡をもらった、と受け取った」と判断。横断幕に入れる言葉は「ガンバレ能登」にすることを提案した、という。 浅川さんは「野球部の選手たちは(試合前に)少しでも被災地の皆さんに元気を届けられるようなプレーをしたいと話してくれた。私たちも全力で応援します」と話した。【磯貝映奈】