正直辛い…「お年玉、減額しちゃダメ?」と考えたことがある人は4割!物価高だからむしろ上げるべきなの?
多少なり金額を上げたいのはなぜ?
「子どもも大人も大変なので、変化をつけて景気をよくしていきたい」(56歳/男性/その他) 「年が上がるたびに1,000円ずつ上げているから」(45歳/男性/営業・販売) 昨年よりも金額をあげる理由としては、物価高でお財布の紐をかたく結んでいるからこそ、お年玉を使ってほしいとの考えもあります。社会的な景気を踏まえてのことでしょうが、自分のほしいものや必要なものを買うために役立ててほしいという思いもあるのでしょう。 またお年玉の金額をあげることがきょうだいや親戚間で決まっている場合も。そうなると否応なく金額アップになりますね。
今年もいつも通り。ほっこりする理由も
「毎年決まった額を設定してあるから」(69歳/男性/その他) 「子どもの期待を裏切りたくない」(83歳/男性/その他) 「1年に1度のことだし、楽しみにしているから」(59歳/女性/主婦) 今年も例年通りにお年玉を渡す理由としては、きょうだいや親戚の間ですでに決まった金額が決まっていることも理由の1つ。社会的な状況が変化したとしても金額で悩むことがないのは、気持ちの上でも楽になるのでしょう。 またもらう側の子どもたちは、お年玉をとても楽しみにしていますよね。昨年の金額を思い出すと、それと同じかそれ以上か。そんなことを考えてワクワクしているのでしょう。その気持ちに応えたいという思いも強いようです。 「子どもの頃、お年玉をもらって嬉しかったし、お年玉で普段買えないものを買うのが楽しみだった」(69歳/男性/会社経営・役員) 自分が子どもの頃を思い出すと、お年玉をもらったときの喜び、そしてそのお金で何を買おうかと考える時間、ほしいものを手に入れた瞬間は本当に嬉しいものだったのではないでしょうか。その気持ちは今の子どもたちも同じなのでしょう。 子どもたちに自分が感じたことと同じような喜びを感じてほしいという、あたたかい思いも見えてきました。 昨今の物価高の影響は大きく、お年玉どころではないという意見もあるのは事実です。一方で、年に1度のこと、しかも子どもたちが楽しみにしていることですから、やめたり金額を下げたりするわけにはいかない場合もあるでしょう。この先一生続くことではない。そう考えると少し気持ちが楽になるかもしれませんね。
川崎さちえ