物語が1995年1月12日に至った『おむすび』。『りぼん』『安室奈美恵』『海藻石鹸』再現度が高いシーンが続くだけにこの先待つものが…視聴者「目が離せない」「歩と真紀の約束はどうなる?」「あと5日」
◆10月22日の『おむすび』 現在放送中の橋本環奈さん主演・連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第4週「うちとお姉ちゃん」が10月22日に放送され、話題になっています。 明日の『おむすび』あらすじ。ギャル時代に敵対グループだった明日香と対峙する歩。結は、幼いころの神戸時代に思いをはせ…<ネタバレあり> *以下、10月22日放送内容のネタバレを含みます。 歩(仲里依紗さん)の博多ギャル連合を否定する言い方に怒った結(橋本環奈さん)は、港で佇み、幼い頃姉と一緒に過ごしていた昔を思い出す。 1994年、両親の聖人(北村有起哉さん)と愛子(麻生久美子さん)は神戸の理髪店で働いていて、5歳の結は漫画の美少女戦士・セーラームーンが大好き。 中学生の歩は、親友の真紀ちゃんとよく遊んでいて――といった話が描かれました。
◆ドラマは1994年10月へ ハギャレンを否定した姉・歩の発言に怒って家を飛び出した結。 港で昔を回想すると、そこからドラマは1994(平成6)年10月へと戻ります。 当時、セーラームーンに夢中だった5歳の結は、14歳の歩とその親友・真紀にかわいがってもらっていました。 部屋の本棚には当時の『りぼん』『ちゃお』『なかよし』がズラリ。 また「この先人気が出る」と歩が紹介して、部屋のCDラジカセで流したのは、安室奈美恵さん(安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S)の『PARADISE TRAIN』でした。
◆「1995年1月12日」 一方、自宅の一階では父・聖人と母・愛子が経営する床屋「バーバー米田」が繁盛中。 若林建夫(新納慎也さん)、福田康彦(岡嶋秀昭さん)、大崎彰(内海崇さん・ミルクボーイ)、高橋要蔵(内場勝則さん)ら、商店街の面々が集うなか、佐久間美佐江(キムラ緑子さん)が愛子に「これで体洗うたら痩せるらしいよ」と手渡したのは、これもまた当時を知る人には懐かしい<海藻石鹸>なのでした。 その後、聖人は商店街のアーケード設置計画の責任者を引き受けることになりますが、真紀の父で靴店を営む渡辺孝雄(緒方直人さん)からは「費用が負担できない」などと猛反発を受けることに。聖人と孝雄の対立が深まる中、「バーバー米田」に孝雄が怒鳴り込み、娘を連れ帰る場面も。 実はそうした場面の背景のなかに、日めくりカレンダーが映っており、最後のやりとりでは「1995年1月12日」の表示が。つまりドラマの回想シーン内で、阪神・淡路大震災が起きた1995年1月17日が5日後に迫っている、ということが視聴者へ示唆されるのでした。
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