ウクライナ東部の要衝中心部にロシア軍が到達
ウクライナ東部ドネツク州の要衝ブフレダルをめぐり、攻勢を強めるロシア軍が街の中心部に到達したと1日、地元知事が明らかにしました。ウクライナ軍にとっての主要な抵抗拠点で、陥落すれば大きな痛手となります。 ロイター通信などによりますと、ドネツク州の知事は1日、ウクライナメディアに対し、「ロシア軍はすでにブフレダルの中心部に到達した」とした上で、「状況は極めて困難だ」と話しました。 高台に位置し、補給拠点でもあるブフレダルをめぐっては、ウクライナ軍が抵抗の拠点としていて、街が陥落した場合、大きな痛手となります。 ドネツク州にある別の要衝ポクロウシクへのロシア軍の攻勢も一層加速する可能性があり、ウクライナ軍は東部で厳しい状況に追い込まれています。