「クラブとして先につながる1年」J2長崎の高田旭人社長が決意 J1昇格は持ち越しもPOでの勝ち抜き誓う
◆明治安田J2リーグ第38節 長崎5―2愛媛(10日、ピーススタジアム) J2を3位で終え、J1昇格プレーオフ(PO)に進出するV・ファーレン長崎が試合後、最終戦セレモニーを行った。POは仙台と対戦する12月1日の準決勝をホームのピーススタジアムで実施。勝ち上がれば、山形―岡山の勝者と戦う同7日の決勝もホームで戦う。秋野央樹主将は「僕たちは必ずJ1に昇格します。このピーススタジアムで長崎県民の力を結集し、必ず最高の舞台に行きましょう」とあいさつ。下平隆宏監督も「今日決めたかった思いはありますが、この素晴らしいスタジアムであと2試合、素晴らしい選手、スタッフ、サポーターとともにしっかり戦っていきたい」と誓った。 ■「自前で建てたんすごすぎる」長崎新スタにサポーター驚がく「かっこよすぎるぞ…唖然」【写真複数】 高田旭人社長は昇格した際に備えて「シャンパンを1000本発注したんです」と明かしつつ「自動昇格した場合とPOの場合、どっちに向かっても全力で準備しようと。本当にスタッフが成長してくれて、クラブとして先につながる1年だった」とかみしめた。さらにスタイリッシュになった新エンブレムを発表。「未来に向けて、このクラブはJ1だけではない、J1で優勝してアジアのトップになる、長崎のより誇りになるチームを目指します」と宣言した。 セレモニー中に映像が流れないトラブルが発生すると、すかさずサポーターが「J1へ行こう」と大合唱。2017年に経営参画し、今年ピーススタジアムを新設したジャパネットホールディングスに感謝し、ジャパネットたかたのテーマソングも歌ってJ1昇格への機運を高めた。