2015年プロ野球界 注目の年男は誰?
早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。今回はまだ年も明けていないうちから、「どこよりも早い2015年プロ野球界 注目の年男プレーヤー」について調査してみたいと思います。来年の干支(えと)は未(ひつじ)、どんな選手が年男を迎えるのでしょうか。
総勢70選手が年男に
2015年に年男を迎えるのは、現役選手では1979年生まれと1991年生まれの選手たちで、その一覧が表1となっています。1979年生まれのベテラン選手では、巨人阿部や阪神能見、ソフトバンク五十嵐ら10選手が36歳を迎えます。一方、1991年生まれの24歳となる若手選手では、ソフトバンク今宮、DeNA筒香、ロッテ西野らサムライジャパンにも名を連ねる面々を含めて60人の選手が年男となります。
ひつじ年も鯉から目が離せない?
こうやって年男を迎える若手選手たちを眺めていくと、主力として活躍している選手が広島に多いことが分かります。今年ブレークした一岡、大瀬良に加えて、今村、九里に堂林ら総勢5人もの選手が1軍レギュラークラスというのは育成の広島ならではの結果ではないでしょうか。 その広島から注目の年男2人をご紹介したいと思います。まず1人目は久本投手です。プロ生活を中日でスタートさせた同選手はプロ13年間すべてでチームがAクラス入りするなど「Aクラス請負人」として一部で話題になっている選手でもあります。そんな久本選手ですが、今年11月に肘の手術を受けたことにより、来季は支配下登録を外れ育成選手契約で1年間リハビリに努めることが球団から発表されました。しかし1軍登板のなかった08、09年にもチームはAクラス入りしているだけに、年男の縁起通りにAクラス入りできるのか注目です。
広島の「プリンス」は公私で重要な1年に
何としてもAクラス入り、そして優勝に貢献したいのが「プリンス」堂林選手ではないでしょうか。全試合出場した12年から、今季は出場試合数が減少するなど満足いくシーズンとはなりませんでした。しかしTBS枡田アナウンサーと年内結婚を発表するなど、人生の伴侶を得た来季は「年男」としても「一家の主」としても勝負のシーズンとなりそうです。