スペイン・レティシア王妃の不倫スキャンダル。裏で糸を引く黒幕は誰か
昨年話題となったレティシア王妃の不倫スキャンダルに新情報が届いた。証拠が不十分との声も上がるが、その衝撃的な内容とは。そしてこのスペイン王室を揺るがすゴシップを広めている黒幕はいったい誰なのか…人気長寿連載セレブウォッチャーPeachesが分析! 【写真】黒髪のクール美人! スペイン王室 レティシア王妃の美貌遍歴
告発本の続編を発表!
スペインの超ベテラン、ジャーナリストであるハイメ・ペニャフィエルが昨年11月に出版した『Letizia y Yo (レティシアと僕)』に続く、『Los Silencios de Letizia (レティシアの沈黙)』を上梓。前作でレティシア王妃と義弟ハイメ・デル・ブルゴとの不倫を暴露したジャーナリストは、王妃に対する新たな攻撃をスタートしたようだ。
その著者とは?
91歳とは思えないほどハツラツとしているペニャフィエルは、60年代からさまざまな報道シーンで活躍していて、この1月までスペインの大手新聞社『エル・ムンド』でコラムニストとしてペンを取っていた。しかしリベラルな新聞社内では『レティシアと僕』が“デマらだけ”と批判され、この1月に解雇されていた。そのためレティシア王妃への憎悪が燃え上がったに違いない。しかも『レティシアと僕』執筆に協力した王妃の“いわゆる”不倫相手デル・ブルゴも暴露本を出版をSNSで公表していたので、『レティシアの沈黙』執筆に焦ったようだ。 写真:ハイメ・ペニャフィエル
不倫相手とされる人物からの協力もあったが...
焦り、というのは本の内容からも明らかだろう。デル・ブルゴの協力がなかった新作は、王妃の不倫に関しては前作以上の破壊力はない。冒頭で「欺瞞、不倫、裏切りが行われた結果、レティシア王妃の世界が瓦解してしまった」と主張するが、フィリペ国王とレティシア王妃はいつも通り公務をこなし、レオノール王女とソフィア王女も同様だ。結婚20周年を迎え、家族としての公式写真も公表したばかりだ。 写真:ハイメ・デル・ブルゴ
実はデル・ブルゴが暴露したジューシーな話の大半が王族のプライバシーに関わるものだったので、王政に忠実なペニャフィエルが著作に盛り込んだのは、1%と言われている。残りの99%を新作にも使わず、墓まで持っていく決意をしているのは真の王政支持者だからだろう。その点は賞賛に値する。とはいえ、その分、著作には伝聞の情報が目立つ結果になっている。