「オオタニが今後も健康なら同じように…」“エンゼルス先輩MVP”プホルス、トラウトが語った大谷翔平評「子供の前で打撃練習させたいね」
ドジャース大谷翔平が2年連続3度目、ナ・リーグでは初となるMVPを獲得した。そんな大谷と接点のある“歴代MVP”のレジェンドたちは、どのように語っていたのか。雑誌「Sports Graphic Number」掲載記事からひもとく。 【写真】「見ててなんか泣ける…」プホルスが胸ナデナデ、トラウトやベッツがハグ…“大谷さんをエンゼルス元仲間が囲む会”やカーショーにムキムキ腕でシャンパン攻撃!など【ショウヘイのLAで愛される日々】を全部見る。
プホルスが目をかけた「オオタニの特別な才能」
<名言1> 彼(大谷)には特別な才能と能力があるし、明らかに強さを持った男。 (アルバート・プホルス/Number1035号 2021年9月9日発売) ◇解説◇ 2024年の大谷翔平は「打率.310、54本塁打130打点59盗塁」という凄まじい成績を残し、満票で選出された。過去2回、エンゼルス時代の21年と23年のMVPは「二刀流」という画期的な活躍があった一方で、今回は「打者専念」ながら移籍初年度のドジャースを世界一に導いたという点で価値があると言えるだろう。 その打者・大谷について、エンゼルス加入直後から熱視線を寄せていたのはアルバート・プホルスだった。 プホルスはメジャー定着した2001年、21歳ながら打率.329、37本塁打130打点の成績を残して新人王に輝くと、毎年のように30~40本塁打、3割を優に超える打率をマーク。05年、08年、09年と計3回にわたってMVPを獲得した、21世紀初頭の大打者である。 そんなプホルスは2012年からエンゼルスに所属していたが、2018年から加わったのが大谷だった。当時大谷は、シーズン開幕前のオープン戦で快音が響かず、懐疑的な目が向けられつつあった。そんな状況でもプホルスは“優しき師匠のように”見守っていたという。 だからこそだろう。大谷の二刀流が完全覚醒した2021年、シーズン途中にエンゼルスからドジャースへと所属が変わっていたプホルスは、図抜けていた「才能」を再確認するとともに、こうも話していた。 「今は強度のある健康な状態だから、マウンド上だけでなく、打席でも本当のショーヘイが見られているんだ」 「彼が今後何年間も健康な状態でプレーできるとすれば、今と同じようにできるだろう」
【関連記事】
- 【つづき→】「ファンはオオタニにモヤモヤ」「史上最悪99敗」大谷が消えた“エンゼルスの今”…番記者に聞く
- 【いい夫婦の日】大谷翔平、結婚を語る…何て呼ばれているんですか?「さん付けです。(彼女の)名前は呼び捨てにしてます」
- 【写真】「見ててなんか泣ける…」プホルスが胸をナデナデ、トラウトやベッツがハグ連発…“大谷をエンゼルスの元仲間が囲む会”やカーショーと歓喜シャンパンファイトなど【ショウヘイのLAで愛される日々】を全部見る。
- 「正直、オオタニに不安もあったよ」現地ファンに聞いた“大谷への本音”「1015億円は正当化されたね」
- 「オオタニは想像以上の選手だった」“ドジャースの象徴”カーショーが大谷翔平を認めるまで…あの歓喜の日、なぜ耳元で“感謝”を伝えたのか?