「オオタニが今後も健康なら同じように…」“エンゼルス先輩MVP”プホルス、トラウトが語った大谷翔平評「子供の前で打撃練習させたいね」
オールスターで唯一の2年連続MVPトラウトの大谷評
<名言2> グレイト・ガイとは彼のことだね。 (マイク・トラウト/Number1040号 2021年11月18日発売) ◇解説◇ 世界一となったドジャースには大谷、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンの「MVPトリオ」に、クレイトン・カーショーら投打にレジェンドがズラリと並ぶ。一方、昨年まで所属したエンゼルスの大看板と言えばもちろん、トラウトである。 当時20歳だった2012年にメジャー定着して30本塁打49盗塁、2年後の14年に史上5番目の年少記録となる23歳で初のMVPを獲得すると、16年と19年にもMVPを受賞。特に3度目のMVPではキャリアハイの45本塁打を放っている。なおオールスターでは唯一となる「2年連続MVP」に輝いてもいる。
子供たちの前で打撃練習をさせたいんだ
大谷とトラウトと言えば、6シーズンにわたってエンゼルスのダブル主砲としてチームを牽引した日々、2023年WBC決勝での最終対決も記憶に新しい。「言うまでもなく、私はショウがうちのチームにいてくれて嬉しいよ」とも語っていた彼が2021年に『Number』の取材で語ったエピソードにこんなものがある。 「球場に着いたらショウに(リトルリーグの)子供たちの前で打撃練習をさせたいんだ。彼がどれほど遠くまで飛ばすかを子供たちに見せれば楽しい事になる。喜ぶだろうね」 8月下旬、リトルリーグのワールドクラシックが開催されているペンシルバニア州で試合が開催され、大リーグ機構は子供たちを招待するイベントを計画していた。悪天候で中止にこそなったものの、未来を担う野球少年に大谷という傑物を間近で感じてほしいと考えていたのは間違いない。 〈大谷MVP特集:つづく〉
(「スポーツ名言セレクション」NumberWeb編集部 = 文)
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