ヤクルト・石山泰稚「来年はしっかり一年間戦いたい」 年俸1億5000万円から大幅ダウンでサイン
ヤクルト・石山泰稚投手(36)が12日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億5000万円から大幅ダウン(推定)でサインした。今季が4年契約の最終年。37試合の登板で1勝0敗、防御率4・35、5セーブ、8ホールドの成績に終わり、悔しさをにじませた。 【写真】ヤクルト投手陣が「石山泰稚500試合登板記念Tシャツ」着用 裏返すと…なんと石山の顔! 「やっぱり納得のいくシーズンではないですし、本当に不甲斐ないシーズンだったので、悔しさしかなかったですし、最後も2軍にいたので、悔しさしかないシーズンでしたね。『(球団からは)本当に頑張ってくれ』とは言われたので、僕も本当に来年成績残したいですし、頑張りたいという気持ちだけですね」 今季は通算500試合登板を達成し、3年ぶりのセーブも記録。ただ、決して満足のいく成績ではなかった。契約が終了し、国内フリーエージェント(FA)権を所持していたが「この成績で取ってくれるところなんてないとは思っていましたし、本当に一年間1軍で戦えなかったので、こんな選手を欲しいとは思わないと思ったので、なかなか難しいところですけど、なんとか来年はしっかり一年間戦って、いい選手だなと思ってもらえるように頑張りたいです」と明かしたベテラン右腕。2025年シーズンは、ひたすら結果を追い求める。 オフシーズンは肉体作りはもちろんだが、技術的な部分の強化に重点を置く予定で「いつもだったら、一年間戦える体作りでフィジカルの方をやるんですけど、もうちょっと技術的なところをやらなきゃいけないなと思ったので、体作りはもちろんなんですけど、もうちょっと技術の方に、野球と向き合える時間を作ろうかなというのは思っています」。来年9月には37歳を迎える。勝負の13年目シーズンへ、不退転の覚悟で臨む。