韓国行政安全相が辞任「非常戒厳」擁護発言 国民に「申し訳ない」
韓国の李祥敏(イサンミン)行政安全相が8日、辞任した。行政安全相は警察を所管しており、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が3日に出した「非常戒厳」に関連して、野党が内乱罪の疑いで告発していた。 【写真】「慎重さ欠いた独断政治」が招いた非常戒厳 元駐韓国日本公使の見方 聯合ニュースによると、李氏は「非常戒厳」を出した尹氏を擁護する発言をし、最大野党・共に民主党は李氏への弾劾(だんがい)訴追案も国会に提出していた。 李氏は「大統領をうまく補佐できなかった責任感」を感じ、国民に対して「申し訳ない気持ち」としている。 李氏は尹氏と同じ高校の後輩で、尹政権発足時から行政安全相を務めていた。
朝日新聞社