小池都知事定例会見11月25日(全文1)自らの給与を3カ月間現在の5分1にする
東京都の小池百合子知事が25日午後2時から定例会見を行った。 報道によると、2020年東京五輪・パラリンピックの会場見直し問題では、ボート・カヌー競技の長沼ボート場(宮城県)への移転は見送られ、当初計画通り「海の森水上競技場」(東京湾岸)での実施で固まったとされる。最終的には、29日に行われる国際オリンピック委員会(IOC)、国、大会組織委員会と都を交えた4者協議のトップ会談で決定される見込み。 【中継録画】小池都知事が午後2時から定例会見 五輪会場や盛り土処分は また豊洲市場の主要棟下に盛り土がなされていなかった問題で、当時の幹部職員ら18人を減給処分する方針も報じられている。
予算編成のプロセスの見直しについて
時事通信:よろしくお願いいたします。 小池:皆さま、こんにちは。それでは今週の記者会見、行わせていただきます。今日もいくつか大きな課題がそろっております。少々、お時間を頂戴させていただきます。まず、予算の季節になっているわけでございますが、私が編成いたします初の予算となります。平成29年度予算に向けまして、都民ファーストの視点に立ちまして、予算編成の在り方そのものを大きく見直すことといたしましたので、お知らせをいたします。具体的には予算編成に関わりますプロセスを見直す。そしてそれに、そのプロセスそのものを情報公開するというものでございます。 まずプロセスの見直しでございますが、来年度の予算では都民の皆さま方の声を最大限、予算に反映していきたい。そのために新たに都民、そして政策現場の実態に精通する各種の団体の皆さま方などから、広く意見、ご要望を伺う機会を設けることといたしました。いわゆるヒアリングということでございますが、このヒアリングには私自身も出席をし、皆さま方の率直な声を伺う。そして積極的な意見交換を行いながら、いただいた意見を編成作業に生かしていくというものでございます。またヒアリングにつきましては、メディアの皆さま方にもオープンで実施をさせていただきます。 こうしたプロセスをしっかりと踏みまして、かつオープンにすることによって、これまで長年にわたりまして、政党復活予算というものがございましたけれども、この仕組みについては今回、前回で終わりにするということでございます。 そしてもう1つの切り口が情報公開でございますが、その徹底をいたします。各局の要求状況については、ご存じのように財務局のホームページで取りまとめて公表しているところでございますが、今回新たに財務局の査定状況も12月の下旬には公表をいたします。つまり予算編成のプロセスについても積極的に公開をいたしますので、これによって都政の見える化がさらに進むものと確信をいたしております。 それから日程でありますけれども、来月の上旬から中旬にかけましては、各種団体等との意見交換を実施いたします。そしてその上で年明け早々ではございますけれども、これらの議論を踏まえつつ、知事査定を実施するということでございます。最終的な予算案は1月の下旬に発表する予定といたしております。担当は財務局でございますので、詳細につきましては財務局のほうにお尋ねいただければと存じます。