リヴァプール、マンC、チェルシーに在籍歴があるアーセナルMFスターリング 4つの異なるクラブでCLを戦った最初のイングランド人選手に
アーセナルでは未だ先発出場なし
元イングランド代表MFはチャンピオンズリーグで記録を残したようだ。 『Football Tweet』によると、9月20日に行われたチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第1節アタランタ戦に途中出場したアーセナルMFラヒーム・スターリングはこの試合を受けて4つの異なるクラブでCLを戦った最初のイングランド人選手になったという。 【動画】昨季スターリングが古巣マンC相手に決めたゴール リヴァプールの下部組織出身であるスターリングは2012年7月にリヴァプールのトップチームに昇格すると、2015年7月にはマンチェスター・シティに完全移籍。マンCでは公式戦通算339試合に出場し、131ゴールを記録。在籍7年間でクラブの多くのタイトル獲得に貢献した。 そんなスターリングは2022年夏に4500万ポンドの移籍金でチェルシーへの完全移籍を決断。チェルシーでは批判もあったが、公式戦通算81試合出場で19ゴール12アシストとまずまずの成績を記録。しかしエンツォ・マレスカ監督の下では構想外となり、同選手は今夏ウルヴァーハンプトンから加入したポルトガル代表FWペドロ・ネトに背番号7を奪われ、ライバルクラブであるアーセナルにレンタル移籍することとなっていた。 ここまでのスターリングのアーセナルでの出場はプレミアリーグ、そしてチャンピオンズリーグ共に途中出場の1試合のみ。マンCとの優勝争いを繰り広げるアーセナルでの序列は完全にバックアッパーの立ち位置となっている。 これまでリヴァプール、マンC、チェルシー、そして現在のアーセナルとプレミアリーグのビッグクラブでプレイし続けてきたスターリング。30歳が近づいてきた近年は調子を落としているものの、プロキャリアでここまで輝かしい経歴を持つ選手は珍しく、それはスターリングの選手として価値を証明しているとも言えるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部