【バレー】ブレス浜松が開幕6連勝。スピードとバックアタックで完成度の高いバレーを展開。リガーレ仙台が2位浮上 V女子
バレーボール2024-25 V.LEAGUE WOMENは11月24日にNIKKOアリーナかくだ(宮城県)、軽井沢風越公園総合体育館(長野県)、ウイングまつばせ(熊本県)、サーラグリーンアリーナ(静岡県)、AGF鈴鹿体育館浜(三重県)にて5試合を開催した。(23日と同一カード) サーラグリーンアリーナ(静岡県)では昨日に続きブレス浜松がカノアラウレアーズ福岡を下し、これで開幕6連勝。 持ち前のスピードにバックアタックを織り交ぜた完成度の高いバレーを披露した。
2位カノアを撃破しての連勝。ブレス浜松、西行米主将は 「勝つことの難しさは感じている。しかし、自分たちがこれまでやってきたことを踏まえてさらに上を目指すバレーができている。(強い相手に)ストレートで勝てたので良かった」 と現状に対する手ごたえを語った。
ブレス浜松は昨季、個人のタイトルホルダーを輩出した。西行米がレシーブ賞、得点王に若泉佳穂、新人賞を早川京美が受賞している。 選手たちは数字にも貪欲な一面を見せている。現在、各ランキングをチーム内で争い、選手間で良い競争も生まれている。 ブレス浜松は12月に開催される皇后杯にも出場する。過去には下北沢成徳高校に敗れるなど、悔しい思いも経験した大会だ。 1回戦は筑波大学との対戦だが、これを破ればシードのNECレッドロケッツ川崎と対戦することになる。 現在のブレス浜松がどこまで上位カテゴリーの相手に通用するか、大いに注目したい。 他会場ではホームのリガーレ仙台が広島オイラーズに連勝。着実にポイントを積み重ね、2位に浮上した。 フォレストリーヴズ熊本、 JAぎふリオレーナ、東京サンビームズもそれぞれ連勝。 明暗の分かれた節となった。
ブレス浜松(6勝0敗 ポイント18) 仙台(6勝2敗 ポイント19) 信州Aries(3勝1敗 ポイント9) カノア(7勝3敗 ポイント20) フォレスト(4勝2敗 ポイント10) JAぎふ(4勝2敗 ポイント10) 倉敷(3勝5敗 ポイント10) 東京(2勝4敗 ポイント8) 広島(1勝7敗 ポイント4) VT三重(0勝4敗 ポイント0) アルテミス(0勝6敗 ポイント0)
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