気になるワードは「有閑マダム」。【2024年秋冬トレンド解説|栗山愛以編】
イッセイミヤケは先シーズンからブライアン・モロイがスタイリングを手がけているせいか、時代の空気感のようなものが加わっている気がします。 プリーツで砂漠の民を思わせるムードを醸していたのが新鮮でした。
Q4. コレクション取材を終えて感じることは?
Answer:客席の四方を囲むスクリーンに自然から電子空間へと至る映像を映し出したバレンシアガやフードコートをシグネチャーの三日月柄で覆い尽くしたマリーン セルは没入感のある空間作りで圧倒されました。生で見てはいないのですが、バーバリーのランウェイに、私生活がヴェールに包まれているフィービー・ファイロの娘が登場したことには驚きました。 栗山愛以 Itoi Kuriyama ライター&エディター @itoikuriyama *「フィガロジャポン」2024年7月号より抜粋
photography: Spotlight