リオ五輪400mリレー銀メダリスト4選手の会見(全文1)バトン技術と走力の高さ
4年後、同じメンバーで一緒に走れる確率について
サイトウ:アソシエイトメンバーのサイトウと申します。私は新聞記者ではありませんので、質問は優しいものをしたいと思います。先ほど、ケンブリッジさんが4年後はこの4人で走るということをおっしゃいましたけども、若い人たちも4年の間に育ってくるということを考えて、果たしてあなた方4人の方が4年後に一緒に走る確率はどのくらいかと思っておられますですか。お1人ずつその確率を述べていただければありがたいと思います。以上です。 山縣:正直に申し上げて、僕は40%ぐらいかなと思ってます。というのは、結構高い数値なのかもしれないですけど、今の現段階では走力がこの4人がおそらく一番高いという評価だと思いますし、ただ、4年後も含めて僕らが全員が成長してその場に立ててるかどうかっていうのは保証はないわけですし、けがをするかもしれないし、当然、さっきおっしゃったように若い選手が僕らを超えてくる可能性っていうのも、そうならないように僕らは頑張るんですけどあるので、40%ぐらいかなって感じですね。ありがとうございます。 飯塚:そうですね。希望はもう1回走りたいという気持ちはあるんですけど、やはり今回出れなかったメンバーだったり、これから目指したい、東京に向けて目指したいっていうメンバーの気持ち、あと悔しい気持ち。出れなかった人の悔しい気持ちと、東京オリンピックでメダルを取りたいっていうそういった前向きな気持ち、そういった選手たちの力っていうのはすごく大きいものだと思いますし、その人たちの力も必要となってくる可能性があるので、その人たちの力も借りながら、僕たちももちろん目指していきますし、希望はみんなでもう1回走って、金メダルを取りたいなって気持ちはありますね。 桐生:そうですね。やっぱり4年後はいろんな選手が出てくると思いますし、東京っていうことでさらに今より陸上をやる人が増えたり、オリンピックを目指すっていう方々がたくさんいると思うんでけど、その中でやっぱりこのメンバーっていうのは、今回、このメンバーで取れたっていうのはすごい思い出になりますし、これからもやりたいっていうのは、すごい気持ちはあるんですけど、やっぱりそこに入れるように僕も、個人的には4年たってもまだ若いと思ってるんで、っていうか若いですし、24歳で。そのとき、そうですね、今の飯塚さんより4年後まだ若いんで。 飯塚:そうだな。 桐生:個人的には僕は全然、若いと思って走ると思います。 ケンブリッジ:僕もこのメンバーで4年後走れたらいいなっていうふうに思ってます。ただ山縣さんも言ったように4年後、若い選手や、これからどんどんいろんな選手が増えてくるんで、4人そろうっていうのは難しいかもしれないんですけど、自分は4年後100%、この場にいるっていうふうに思って、これからもやっていきたいと思います。 司会:(英語) ※【連載】リオ五輪400mリレー・銀メダリスト4名の記者会見 全文2に続く