リオ五輪400mリレー銀メダリスト4選手の会見(全文1)バトン技術と走力の高さ
バトンパスの練習として何か特別にしていたことはあったか
ジャパンタイムズ:ジャパンタイムズです。ケンブリッジ選手への質問なんですけれども、ボルト選手とやはりお隣で、走っていたときに、バトンを受けたときに、やはり最高のポジションだったということも先ほどのお話にあったんですけれども、実際にバトンを受けたときにどういうようなことが頭の中にあったのか。どういうことをそのときに考えていたのかについて、ぜひ教えてください。 ケンブリッジ:正直、あんまり覚えてないんですけど、バトンをもらった瞬間は、勝てるかもしれないなって思ってしまいました。 司会:司会のほうから1つ質問させていただきます。やはりリレーとなりますと、スピードだけでなくバトンパスということが最も重要っていうようなこともあります。皆さんの中で実際のレースの前にバトンタッチの悪夢といいますか、夢の中に出てきたりですとか、そういうようなエピソードはありましたでしょうか。またバトンパスの練習として何か特別にされていたことはありましたでしょうか。 山縣:僕の場合は夢に出てくるようなことはなかったんですが、とにかく僕は渡すだけですごい楽だったと思うので、もし悪夢が出てくるとしたら飯塚さんとか、桐生とケンブリッジだと思うんですけど、そうですね、特別な練習としてはタイム、40メートルのバトンの受け渡しのタイムを測ったりして、そのバトンのできっていうのを練習のときから都度、確認するようにはしていました。 司会:(英語)
バトンパス、世界でも注目されているが
記者1:プレスナウメディアのメアリー・コービーと申します。またバトンについての質問なんですけれども、やはり皆さんのバトンパスが今、世界中の新聞の一面に載っていると思います。それはある意味で日本の秘密をまた海外にばれてしまっているようなことはありませんでしょうか。次のオリンピックではまたほかのチームも、同じようなパスで取り組むことになるというふうに思いますでしょうか。 飯塚:はい、そうですね。世界中に今回の僕らの活躍が表示されてすごくうれしいですし、これから世界中のチームがバトンにかなり入念にトレーニングしてくると思いますが、僕たちはそれでもバトンで絶対に勝てる自信っていうのはもちろん持っていますし、バトンの受け渡しじゃなくて、出のタイミングだったりとか、毎回、僕ら同じタイミングで出ることもできますし、そこも含めて強みだと思っているので、どんなに練習をしてきても、僕たちはバトンで勝れる自信は持っています。はい。 司会:Okay. Khaldon.