リオ五輪400mリレー銀メダリスト4選手の会見(全文1)バトン技術と走力の高さ
これからの日本の陸上の未来、将来についてどう考えるか
パンオリエントニュース:パンオリエントニュースの記者です。2つほど質問があります。まず、ソフトな質問からなんですけれども、バトンの中に録音装置を入れて、それで皆さんがレースのときにどういうことを叫んでいるのかというのを、あとで確認するようなことを1つの装置として入れることというのはどうでしょうか。そして2つ目のもう少し真面目な質問なんですけれども、やはり皆さんの走りが、非常に日本には大きな刺激を与えたと思うんですけれども、これからの日本の陸上の未来、将来についてぜひ、どういうふうにお考えになっているのかについてぜひ教えてください。やはり大きなモメンタムがこのレースでできたと思いますので、これからの日本の陸上、まあ、世界についてのコメントもお願いいたします。 桐生:そうですね。バトンに音声を入れてるっていうのはすごい面白いと思うんですけど、もしそれが始まってしまったら、自分が言ってる言葉が恥ずかしかったら次から言えなくなっちゃうんで、僕は今のまま、声がなくてもいいかなとも思ってますね。 ケンブリッジ:録音については僕もぜひしてほしいなって思っていて、僕も聞いてたはずなんですけど、走りに集中しててまったく聞こえなかったんで。勢いは感じたんですけど、ぜひ入れていただければ、終わったあとに見たいなって思います。 今回のリレーの結果は、たぶん日本中のスプリンターの自信にすごくなったと思います。バトンもそうなんですけど、個々の力が付いてきて今の結果があるんですけど、今回はジャマイカに次いで2番。アメリカは失格になってしまったんですけど、強豪と言われるアメリカにも勝つことができて、本当にみんなが、日本も世界で戦えるっていうことを見ることができたと思います。 今回はメダルはリレーだけだったんですけど、4年後は個人でもそれぞれが結果を残して、もっともっと日本でも陸上競技が発展していけばいいなっていうふうに思います。僕からは以上です。 司会:(英語)