フジ佐々木恭子アナ、小倉智昭さんと共演「とくダネ」“伝説”回想 二日酔いで「いい加減にしろよって」
フジテレビの佐々木恭子アナウンサー(51)が15日、同局の「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。「情報プレゼンター とくダネ!」で長年共演した小倉智昭さんの訃報を涙ながらに読み上げた。 【写真あり】10月に集まったばかり…古市憲寿氏や伊藤利尋アナらと自宅で笑顔の小倉さん 佐々木アナは小倉さんの訃報を目を真っ赤にしながら時折、言葉を詰まらせて読み上げ、最後は「亡くなったってニュースを自分が読んでるのが…胸がこみ上げちゃって、すみません」と泣きながら、謝罪した。 佐々木アナは1999年4月からスタートした「とくダネ!」で第1回放送からサブ司会を務め、2009年3月まで共演。「優しいのでいろんな人が輝くいろんなパスを出してくれるんですけど、私がまだ若かったので、自分が言いたいことがまとまらないまま、ダラダラ喋っちゃったりするんですよね。生放送だからCM中に“恭子ちゃん、どんなに良いことを言おうと思っても人は生放送で30秒以上集中して聞いてくれないよ。ちゃんと言いたいことをぎゅっとエッセンスまとめて伝えなさい”って。それが自分の中ですごくいい教えになってる」と小倉さんから学んだことを振り返った。 また、晩年、自身の闘病体験を積極的に発信していたことについて「自分が情報発信することが誰かの助けになるかもって気概があって、情報番組って人様のことをあれこれ言う番組じゃないですか。人様のことを言う以上は自分のことを隠してどうするんだ。だからこそちゃんと言うんだ。自分も正直にいたいって」と小倉さんなりの信念があったからこそと明かした。 東野幸治が「ワイドナショーにも何度も来て下さった。寂しいですね。“フジテレビのお父さん”って感じしますもんね」と小倉さんを追悼。 佐々木アナも「すごい喪失感で、これから誰に相談しようかなって。プライベートなこともすごい相談して…。いろんなことがあったので私も結婚したり離婚したり、また結婚するって時には、いつも相談に乗ってもらって“胸張って生きなさい”ってよく背中押してもらいましたね」と何度も励まされたと回想した。 また、東野が佐々木アナの“伝説”も紹介。「とくダネ」放送時にお酒好きの佐々木アナが前日、深酒をして二日酔いで気分が悪いことからテーブル下にバケツを置いて出演したこともあったと暴露した。 佐々木アナは「その話また蒸し返されますか?」と苦笑いしつつも「(小倉さんは)“いい加減にしろよ”って言われながら…。本当にすいません。そんな時代でしたね。怒られたり優しく見守ってもらったり、本当にずっと守ってくれたなって」と父のように優しく接してくれた小倉さんを最後まで明るくしのんだ。