食品容器環境美化協会 SNSで「ごみ拾い」を投稿 記念日制定で「アダプト」世界発信
公益社団法人食品容器環境美化協会(田中美代子会長、食環協)は、9月29日の「アダプト・プログラム記念日」制定を記念し、科学技術の力で環境問題の解決を目指すピリカと連携し、SNSを活用したごみ拾いオンラインイベントを10月14日まで行っている。 アダプト・プログラムは、市民と行政が協働で清掃活動するまち美化プログラム。アダプトとは英語で「○○を養子にする」の意味。公共の一定区画を養子にみたて、市民・企業・ボランティア団体等が清掃し、行政がこれを支援する制度。 飲料メーカー6団体で構成する食環協は、「まち美化・環境美化」活動の一環として1990年代からこの活動を推進してきたが、この取組みをより広く知ってもらうため、1997 年9月29日に「第1回アダプト・プログラム制度研究会」が開かれたことから、9月29日を「アダプト・プログラム記念日」とし、日本記念日協会にも登録された。 ごみ拾いSNS「ピリカ」は、世界最大規模のごみ拾いプラットフォームで、現在132の国と地域で累計3.7億個のごみが拾われている。イベントはアプリをダウンロードし、ごみ拾い活動を投稿、発信するもので、イベントには世界中どこからでも参加できる。このイベントは世界同時開催される「WORLD CLEANUP DAY 2024」とも連携し、国内外の清掃活動の促進を目指している。