チームは快勝も公式戦4試合連続無得点…エンバペに現地紙「プレッシャーに落ち込んでいる」
レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペについて、10日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。 9日に行われたラ・リーガ第13節オサスナ戦に臨んだレアル・マドリードは、FWヴィニシウス・ジュニオールのハットトリックとMFジュード・ベリンガムの今シーズン初ゴールで4-0の勝利を収めた。エンバペはこの試合にフル出場したものの無得点に終わり、出場した直近の公式戦4試合連続で無得点となった。 この結果を踏まえて同紙は「彼はプレッシャーに落ち込んでいるようだ。レアル・マドリード、アンチェロッティ監督、そしてサポーターたちはエンバペを支え続けており、彼が気落ちしないように励ましている」「これまで経験したことのない得点力低下に苦しんでいる」と報道した。 また「アンチェロッティ監督はゴールを見つけられるように多くの試合にプレーさせ、左サイドに移動させるなど工夫を重ねた。しかし、得点にはつながらず、結果が出ない状況が続いている」「センターフォワードとしての役割に窮屈さを感じているエンバペに対し、ヴィニシウスは左サイドで自由にプレーし、今やチームのリーダーとしての地位を確立している」と、戦術的な要因も伝えた。 しかしながら「エンバペのことを家族やチームメイトは彼を支えている。ロッカールームの親友であるブラヒム・ディアス、また(エドゥアルド・)カマヴィンガや(オーレリアン・)チュアメニ、(フェルラン・)メンディといったフランス人選手たちも、彼が失意に陥らないよう気を配っている。誰もが、彼が5月のタイトル争いで不可欠な存在になると信じている」とも伝え、エンバペへの期待も示した。 レアル・マドリードの次戦は今月24日、ラ・リーガ第14節レガネス戦をアウェイで迎える。
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