『ピノキオ』のホラー映画『Pinocchio: Unstrung』から、かなり不気味なピノキオ人形のファーストルックが公開
『ピノキオ』のホラー映画『Pinocchio: Unstrung』から、かなり不気味なピノキオ人形のファーストルックが公開
『プー あくまのくまさん』で幕を開けた、児童小説を低予算でホラー映画化する「ツイステッド・チャイルドフッド・ユニバース」(通称プーニバース)プロジェクト。今回、プーニバースの次回作である『ピノキオ』のホラー映画『Pinocchio: Unstrung(原題)』の最新情報が公開された。 Varietyによると、「エルム街の悪夢」シリーズでフレディ・クルーガー役を演じたホラー映画界のアイコン、ロバート・イングランドがキャストに加わるという。さらに、ロブ・ゾンビ作品への出演などで知られるリチャード・ブレイクがゼペットじいさん役を演じるとのことだ。 あわせて、CGを一切使わずに制作されたピノキオ人形の姿も公開された。以下でチェックしてほしい。 正直なところ非常に不気味で、「プー あくまのくまさん」の監督と製作を務めたリース・フレイク=ウォーターフィールドとスコット・ジェフリーらしいクリーチャーデザインだ。『プー あくまのくまさん』が話題になったのも、そもそもは、あの悪夢を誘うようなプーさんのデザインがきっかけだった。 人形が実際に動いている様子もSNSで公開されており、素晴らしい出来であることが確認できる。人形を制作したのは、『チャイルド・プレイ』(2019年)や『デューン 砂の惑星PART2』などに携わった特殊効果アーティストのトッド・マスターズだ。イングランドとマスターズが参加することからも、かつて超低予算だった本シリーズの知名度がかなり上がってきていることがうかがえる。 『Pinocchio: Unstrung』でもフレイク=ウォーターフィールドが監督を務める。製作のジェフリーとともに構築が続けられているツイステッド・チャイルドフッド・ユニバースは2023年公開の『プー あくまのくまさん』で幕を開け、今年8月には続編『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』が日本でも公開された。現在は『バンビ』をホラー映画化する『Bambi: The Reckoning(原題)』も制作しており、すでにティーザー予告が公開されている。 『Pinocchio: Unstrung』の公開日は未定。発表まで不気味なピノキオ人形の映像を観て待っていよう。『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』はIGN USのレビューで6点を獲得。「1作目よりも出来がいいのは間違いないが、だからといってそれほど大したものでもない」と評されている。
Alex Stedman