「JO1」が考える環境問題とグループの未来...「海外も舞台にする僕たちだから環境意識を持ち続けたい」
──今年12月で結成5周年を迎えますが、今の目標は? 木全 僕は七夕の時にいつも身長が180センチ欲しいと願うのですが、無理だと思い始めたので175センチにしておきます。あと3センチくらいなので、ストレッチやファスティングで体のケアをしつつ身長を伸ばせていけたらな、と。だからバスケも始めようと思っています。 大平 それは言っていたね。 鶴房 アイドルは「きれいなもの」というイメージを持っている方もいると思うのですが、僕はいつか、ひげを生やしたいです。 白岩 アイドルがひげ生やしちゃいけないことはない、と。 鶴房 はい。ひげが生えてもかっこいいアイドルでいたい。 白岩 グループとしては、やっぱりドームツアーをやりたいです。個人としては、演技や音楽制作など今年以上にもっといろいろなことに挑戦したい。自分が表に出ることで少しでも多くの方にJO1を知って、好きになってもらい、グループに還元していきたい。 金城 アメリカのビルボードランキングで、100位以内に入ることです。目指すは1位ですが、まずは100位以内。そこでJO1のことと、僕たちの作品を通して日本の魅力を世界にもっと知ってもらいたいです。個人的な目標としては、貯金を頑張る。僕、お金をあるだけ使っちゃうんですよ......。 大平 グループとしては、誰もが知っているようなヒット曲が欲しい。個人的には作詞作曲した音楽をたくさん届けられたらいいなと思います。今は(曲作りは)ピアノが中心なので、いつかギターでも作ってみたいです。 ──2025年には、初のワールドツアーでアジアやアメリカなどを回る予定です。 與那城 昨年はロサンゼルス、今年は香港、ドイツで開催された「KCON」(韓国の音楽や文化をテーマにした大規模フェスティバル)に出演させていただき、海外のファンの熱のすごさを改めて感じました。ワールドツアーの開催を控え、来年はさらに海外へのアプローチが重要な一年になります。 その意味でも、環境問題や政治情勢に無関心ではいられないと思っています。ライブをするときもSDGsの観点から「やるべきこと・あえてやらないこと」を決めていくなど、そういう意識を高く持ち続けるグループでありたいですね。 JO1 オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で誕生し、2020年3月にデビューした11人組グローバルボーイズグループ。現在、全国ツアーを開催中。『NHK紅白歌合戦』は今年で3年連続出場、来年2~3月にワールドツアーを行うなど国内外で活躍する。JO1ほかLAPONE所属アーティスト5組の合同ライブ「LAPOSTA 2025 Supported by docomo」を来年1月27日~2月2日、東京ドームシティ全域で開催。
堤美佳子(ライター)、大橋希(本誌記者)