自動車レースＦ１、ＲＢの角田裕毅（中央）が、今シーズン終了後にレッドブルのマシンでテスト走行する見込みとなった。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が２５日に明らかにした（２０２４年　ロイター）

［メキシコ市　２５日　ロイター］ - 自動車レースＦ１、ＲＢの角田裕毅が、今シーズン終了後にレッドブルのマシンでテスト走行する見込みとなった。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が２５日に明らかにした。 レッドブルと姉妹チームのＲＢと来季の契約を結んでいる角田は、これまでイベントのデモ走行でしかレッドブルのマシンに搭乗したことがない。ホーナー代表によると、今回はＲＢ２０のハンドルを握ってアブダビで行われるテストに参加する予定だという。 ホーナー代表は記者団に対し、「裕毅はジュニアチームのメンバーであり、ホンダと話し合って決めたこと。彼に再びドライブの機会を与え、レッドブル・レーシングのエンジニアたちと共に仕事をし、そのマシンでのパフォーマンスを確認できるのはいいことだ」と語った。 来年までレッドブルにパワーユニットを供給するホンダは、角田がレッドブルでテスト機会を得られるよう強く推していた。 レッドブルを巡っては、セルヒオ・ペレス（メキシコ）のパフォーマンスが振るわないため、個人総合３連覇中のマックス・フェルスタッペン（オランダ）のパートナーとして新たなドライバーを迎える可能性がささやかれている。