U―23日本代表MF佐野航大、地元・岡山でイベント参加「(パリ五輪は)どうにか滑り込みたい」7・3メンバー発表
U―23日本代表でオランダ1部NECのMF佐野航大が23日、地元・岡山のシティライトスタジアムで行われたサッカーイベントに参加した。地元の小学生約120人にサッカーを指導した。 ボールの止め方、蹴り方など、基本から子どもたちに指導。176センチの小柄ながら海外で活躍する佐野は「僕はオランダでは小さい方なので、こういう年代は背が大きいとか小さいとか、そういうのが結構あらわれる年代。小さい子でもこうやれば上手くやれるよって。僕がオランダで経験したことをそのまま伝えました」と汗を流した。 イベントの最後にはゲーム形式でボールを蹴り合い、子ども相手にドリブル突破から豪快なシュートを放った。周りで見ていた子どもたちから佐野航大コールを受け、笑顔。「何か地元に還元できたらと思ってる。それが僕がやるべきこと。本当にみんなパワーがあって、元気あって、僕が元気もらった側です」と感謝した。 今夏のパリ五輪に出場するサッカー男子U―23(23歳以下)日本代表に初選出され、今月には米国遠征にも参加。インサイドハーフ、ウィング、サイドバックなど、複数ポジションを守れる強みがある。7月3日にパリ五輪のメンバー発表を控えるが、「どうにか滑り込みたい気持ちが一番。僕は基本的にインサイドハーフが一番やりたいポジション。でも今までの経験とか、監督からの起用で複数ポジションできるっていうのは一つの強み、武器なので。本大会に出れば必ず必要になってくると思うので、優位に働いて選んでもらえたらなと」と心待ちにした。
報知新聞社