【卓球】ケガから完全復活を目指す早田ひな 3回戦で敗退も王国が熱視線「まだ回復傾向にあるが…」
卓球の世界ツアースターコンテンダー・ドーハ(10日、カタール・ドーハ)で、早田ひな(日本生命)―陳熠(中国)の一戦を中国メディアが大きな関心を寄せている。 早田は昨夏のパリ五輪で左腕を負傷しながらも、シングルスで銅メダルを獲得。団体では銀メダルを手にした。そんな日本のエースと中国の若きホープがシングルスの3回戦で対戦。早田は第1ゲームを4―11で落としたが、第2ゲームを11―9で奪い返す。その後も一進一退の攻防を繰り広げたものの、2―3で敗れて準々決勝進出を逃した。 この戦いを中国メディア「捜狐」が分析。「中国勢と日本勢の注目の試合では、陳熠が日本のナンバーワン選手の早田ひなを3―2で破った。早田ひなはまだ回復傾向にあるが、この試合を見る限り、陳熠はすばらしいパフォーマンスを見せた。すばらしい運動量、主導権を握り、良いパフォーマンスを見せた。陳熠はスーパーレベルのパフォーマンスとは言えないが、それだけの能力を持っている」との見方を示した。 中国にとっても早田は脅威の存在。金メダルが至上命題の王国は、常に日本勢をマークしているようだ。
東スポWEB