【高校ラグビー】「相手はディフェンスを強みにしている」桐蔭学園、準決勝対戦相手の国学院栃木を警戒
第104回全国高校ラグビー大会は5日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で準決勝が行われ、2連覇を目指す神奈川代表の桐蔭学園は国学院栃木と対戦する。試合開始は午後0時45分。 桐蔭は4日、大阪市内のグラウンドで約2時間実戦練習などで汗を流した。国学院栃木が今大会3試合で許したトライ数はわずか1。副主将のFB古賀龍人(3年)は「相手はディフェンスを強みにしていると思う。どう攻めていくのかをこの後のミーティングで突き詰めていきたい」と警戒した。 国学院栃木とは今季1勝1敗。最後に対戦した昨年6月の関東大会決勝は40-6で快勝している。藤原秀之監督(56)は「メンバーがお互いベストじゃなかった。あの時のことはあまり参考にならない」と話す。 準々決勝で春の全国選抜大会王者・大阪桐蔭(大阪第1)に逆転勝ちし、チームはさらに自信を深めた。3試合連続でトライを決めているウイング草薙拓海(3年)は「大阪桐蔭さんとの試合のように、自分たちがチャレンジャーという気持ちを持って臨みたい」と意気込んだ。
神奈川新聞社