「前回よりコミュニケーションを取りながら臨めた」レイズ・上沢直之がOP戦初先発で2回1失点 吉田正尚と日本人対決も
◇MLBオープン戦 レッドソックス7-4レイズ(日本時間6日、フォートマイヤーズ) 【画像】オープン戦デビューを2回7失点で終えた上沢直之投手 レイズとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリングトレーニングに参加している上沢直之投手がオープン戦初先発で出場しました。 日本時間1日のブレーブス戦では、2回を投げホームラン2本を含む被安打8本、7失点とほろ苦いオープン戦デビューとなった上沢投手。この日は初回、デュラン選手をファーストゴロで仕留めると、続くデバース選手からは高めのストレートで空振り三振を奪います。その後、ヒットを許すも初回を無失点で切り抜けます。 2回は先頭打者で吉田正尚選手と対戦。日本での対戦では2本のホームランを打たれたことがある強敵ですがセカンドゴロで打ち取り日本人対決を制します。 その後、2つの四球などで2アウト1、3塁のピンチを招くと、9番・バルデス選手にレフト前ヒットを打たれ1点を許します。それでも後続を抑えた上沢投手は2回打者11人に対し50球投げ、被安打2、3四球、1奪三振、1失点という投球内容でした。 試合後、上沢投手は「フォアボールを出したことで球数が増えてしまったが、前回よりキャッチャーとしっかりコミュニケーションを取りながら試合に臨めた。それはすごく良かったなと思うし、やっぱり先発が慣れているので、試合にも入りやすかったかな」と振り返りました。 吉田選手との対戦について「(打ち取った球は)ツーシームなんですけど、先にカットボールでファウルを打たせてから、あんまり日本の時に投げてなかった左バッターのインサイドにツーシームを投げた。練習している段階だったんですけど、それを投げられてしっかり打ち取れて良かったかなと思います」と話しました。 上沢投手の次回登板は、現地10日にドミニカ共和国で行われるレッドソックス戦の予定です。