カージナルスのノーラン・アレナド

　今年のワールドシリーズで対戦したドジャースとヤンキースが、カージナルスのノーラン・アレナド内野手（33）をトレードで獲得しようと模索していると1日（日本時間2日）、大リーグ公式サイト「MLB.com」が報じた。 【写真】アレナド（左）に向かっておどけるヌートバー 　複数の米メディアによると、カージナルスがアレナドをトレード市場に出したと報じられており、「MLB.com」は米メディア「NJ.com」のヤンキース担当、ランディ・ミラー氏がラジオ出演した際の発言を紹介。「ヤンキースかドジャースのどちらかになるだろう」と語ったという。 　ヤンキースは「有望選手をトレードするかもしれない」とし、一方、ドジャースも「彼を欲しがっていると思う」といい、カリフォルニア州出身のアレナドが「西海岸出身でドジャースに行くことを望んでいると思う」とド軍移籍を希望しているとも語った。 　アレナドは13年にロッキーズでメジャーデビュー。メジャー通算12年で1680試合に出場し、打率・285、341本塁打、1132打点。本塁打王を3回、打点王を2回、ゴールドグラブ賞を10回、シルバースラッガー賞を5回獲得している。 　19年シーズン開幕前に8年総額2億6000万ドルの大型契約をロッキーズと再契約。21年シーズン開幕前に1対5のトレードでカージナルスに移籍した。移籍時の報道では契約は26年までだったが1年延長し、7年総額2億1400万ドルで27年シーズンまでカージナルスと契約しているという。