私の最果てゴルフ体験談、世界の果てまでイッテGolf!【アラブ首長国連邦・キューバ・南アフリカ・エクアドル編】
「ゲーリー・プレーヤーに出会った」【南アフリカ・ロストシティGC】
1991年~1992年頃だと思います。「どこかに行きたいね」と、またしても作家の田中光二さんと話している時、南アフリカはアパルトヘイトが終了した時代で、領事館の知り合いに「サンシティというリゾートができたので取材に来ませんか」と誘われ、出かけることになりました。 取材自体は4~5日で終わり、ホテルで朝食を取っていると、近くのテーブルにいたゲーリー・プレーヤーと目が合ったんです。その瞬間、彼が立ち上がりこちらのテーブルに移ってきて、「おはようございます、何してます?」と聞かれました。そして「新しいゴルフ場を造っているのでよかったら見ますか」と誘われ、ホテルの庭から専用ヘリコプターで一緒に行ったのが建築中のロストシティGCでした。
「空港からそのままゴルフ場へ」【エクアドル・グアヤキルCC】
直木賞作家の西木正明さんとエクアドルのガラパゴスに行くことになりました。エクアドル最大の都市グアヤキルに到着しましたが、高度を下げている時に眼下にゴルフ場があるのを発見。空港で出迎えてくれた商社の方に「ゴルフ場が見えました」と話したところ、「多分、私が会員になっているグアヤキルCCで、私、そのクラブのクラチャンです」。一緒に出迎えてくれた夫人は同じクラブのレディスチャンプでした。 「面白いですよ、プレーしますか?」と尋ねられ、「行きますと」答えると「では、今から行きましょう」となり、そのままコースに向かいました。 プレー中、突如スコールになり、雨が上がると美しい山並みが印象的でした。 ※週刊ゴルフダイジェスト2024年8月13日号「世界の果てまで入ってGOLF! 最果て体験談」より一部抜粋
週刊ゴルフダイジェスト