渋野日向子 ポイントランク最終戦圏外間際で危機感「出られるかどうかわからない位置」
米女子ゴルフツアーを主戦場とする渋野日向子(25=サントリー)が、年間女王を決めるポイントランキングをジリジリと落としている。 58位で迎えた国内開催の米女子ゴルフツアー「TOTOジャパンクラシック」(10月31日~3日、滋賀・瀬田GC)は、通算3アンダーの47位で終え、ポイントランクは58位に後退。同ランク60位まで出場できる今季最終戦「ツアー選手権」(21日開幕、フロリダ州)の出場権を確保できるか微妙な位置が続く。 最終戦まで「ロッテ選手権」(6日開幕、ハワイ)と「アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン」(14日開幕、フロリダ州)を残すのみ。シードや最終戦争いも佳境となっており、尻に火がついた選手が、結果を残して一気にポイントランクを上げることも少なくない。今大会では、マリーナ・アレックス(米国)が2位に入り、ポイントランク61位から32位にジャンプアップした。 夏前の「全米女子オープン」で2位に入った際に30位台だったころから、置かれた状況が変わってしまい、渋野は「最終戦も出られるかどうかわからない位置なので、この2試合を全力で頑張らないといけない」と力を込める。残り〝3試合〟で今季を締めくくることができるか。
東スポWEB