新型アウディ「RS 3」5気筒エンジンのサウンドは耳に心地よく、鳥肌が立つ インプレッションとライバル2台との比較テストまで!
カーボンファイバー製インストルメントパネル
もちろん、インテリアのスポーティ感を高めるには、特別なディスプレイだけでは不十分だ。インストルメントパネルはカーボンファイバー製で、運転席と助手席は横方向のサポートに優れたRSスポーツシートが装備される。 12時の位置に赤いマークが付いたスポーツステアリングホイールは手にしっくりと馴染み、下部が平らになっており、新しいシフトパドルを備え、右側のスポークには新しい「RSモード」ボタン(RSの特別なドライビングモード用)が装備されている。
“RSデザインパッケージプラス”でさらにシャープに
RSデザインパッケージプラスでは、スポーティなカラーアクセントがオプションで用意されている。シートベルトエッジ、シートショルダー、エアベントのバーがスポーティなレッドで仕上げられ、さらにレッドの装飾ステッチが施されている。これらのエレメントには、レッドの代わりに、グリーンも選ぶことができる。
アウディ初のドリフトモード
「RS 3」は、いわゆるトルクスプリッターを装備した初のスポーツアウディだ。我々はすでに、「VWゴルフ8 R」と「ティグアン R」でリアアクスルトランスミッションを知っている。これは、リアアクスルのパワーを2つの後輪に個別に配分するもので、1輪あたり最大1750Nmを発揮する。 このテクノロジーは、アンダーステアやオーバーステアを過去のものにするだけでなく、新しい「RSトルクリア」ドライビングモードの背後に隠されたドリフト専用モードの完璧な前提条件でもある。
2つ目の新しいドライビングプログラムは「RSパフォーマンスモード」と呼ばれ、レーストラック用に特別に開発された。また、RSスポーツサスペンションにより車高は25mm低められる。専用にチューニングされたプログレッシブステアリング、最適なサウンドを実現するフラップ式エグゾーストも標準装備され、ドライビングモードに適応するようになった。RSスポーツエグゾーストシステムと、「RS 3」に初めて採用されたセミスリックタイヤはオプションである。