新型アウディ「RS 3」5気筒エンジンのサウンドは耳に心地よく、鳥肌が立つ インプレッションとライバル2台との比較テストまで!
トリムエレメントはブラック仕上げ
リアに話を移そう。A3から変更されたLEDテールライトの形状はすでにおなじみだが、トランクリッド下の黒いエレメントは新しい。ここでは、フロントのハニカムグリルが再び装飾的に採用されている。その結果、パーキングセンサーはほとんど目立たない。 リアエンドは、左右2本ずつの楕円形テールパイプと新デザインのディフューザーで仕上げられている。ちなみに、アウディは新型のトリムパーツに関しても、他社とは逆の方法をとっている。すべてがブラックアウトされた元ワークスで、アルミルックを望む場合は追加料金を支払う必要がある。
RS 3用にアップグレードされた5気筒エンジン
エンジンは、5気筒2.5リッターTFSIを搭載。しかし、トルクが20Nm向上し、合計500Nmを発生するように改良されている。400馬力という最高出力は先代と同じだが、より早く、より長く最高出力を堪能できる。変速は再び7速DSGが担当する。真のアウディとして、最もスポーティな「A3」はもちろんクワトロであり続ける。 トルクの増加により、「RS 3」は0-100km/h加速が3.8秒とコンマ3秒速くなった。最高速度は3つのバリエーションがある。標準では「RS 3」は250km/hに制限されているが、オプションで最高速度を280km/hまで上げることができる。
セラミックブレーキでさらに最高速度アップ
ここまではよくある話だが、RS 3ならではのオプションがあるのだ。セラミックブレーキを選択すると、最高速度は290km/hまで向上する!
特別モデルRS 3パフォーマンスエディションの407馬力
2024年初頭、「アウディRS 3」には「パフォーマンスエディション」が設定された。ここでの最高速度は300km/hで、2.5リッターエンジンの出力もわずかに向上している。なんと407馬力がコンパクトなボディを前へ前へと押し出す。最大トルクは500Nmと変わらないが、トルクプラトーは毎分100回転増加している。
インテリア:ヘッドアップディスプレイを初採用したアウディRS 3
最大の変更点は、10.1インチのセンタースクリーンがダッシュボード内に設置されたことだ。ナビゲーションやスマートフォンとの連携といった通常のインフォテインメント機能に加え、冷却水の温度やエンジンオイル、トランスミッションオイルといった特別なパラメーターもここに表示できる。 従来通り、12.3インチのデジタルコックピットには、スポーティなコンパクトカーに必要なすべての情報を表示する専用ディスプレイが装備されている: Gフォース、ラップタイム、0から100km/hおよび200km/hまでの加速、1/4マイルまたは1/8マイルのタイムなどである。第3世代では、ヘッドアップディスプレイも初めて採用された。