新型アウディ「RS 3」5気筒エンジンのサウンドは耳に心地よく、鳥肌が立つ インプレッションとライバル2台との比較テストまで!
アウディ RS 3:素晴らしい!5気筒エンジンを搭載したハードコアスポーツ。「BMW M 240i」と「メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+」と三つ巴の対決。
気に入った点 ・サウンドと加速が素晴らしい ・ステアリングホイールは手になじむ ・豪華な内装 不満な点 ステアリングとシャシーがもう少しシャープだといい ウェットコンディションではセラミックブレーキが弱くなる 標準タイヤではサーキット走行に限界がある
RS 3は先代のパフォーマンスを継承
現行「アウディRS 3」は、先代の伝説的な5気筒エンジンを踏襲し、トルクだけを向上させた。アウディは400馬力に手を加えていない。その代わり、ルックスはよりアグレッシブになり、新たにドリフトモードが追加された。
限定特別モデル::RS 3 パフォーマンスエディション
2023年初頭、さらなるパワーを渇望するすべての人のための限定特別仕様車も登場した。「RS 3パフォーマンスエディション」は300台が製造された。7馬力のパワーアップに加え、アウディはこの特別モデルにRSスポーツサスペンションとスポーツシートを装備した。
価格:サルーンとスポーツバックの2タイプ
通常通り、「RS 3」にはスポーツバックとサルーンが用意されている。ただし、このモデルは現在、コンフィギュレーションを設定することはできない。直近では「RS 3スポーツバック」は62,000ユーロ(約993万円)から、サルーンは2,000ユーロ(32万円)高の64,000ユーロ(約1,025万円)からとなっている。
オプションで特別なカミングホーム・グラフィックを装着可能
「RS 3」のデザインは、先代よりもかなり強面になっている。フロントでは、ヘッドライトと、より大きく角張ったシングルフレームをつなぐ新しいブラックマスクによるもので、一段低い位置には大型のサイドエアインテークを備えた新しいエプロンが見える。どちらも、新デザインの粗いメッシュのグリルによって閉じられている。
フラットなヘッドライトは「A3」でおなじみだ。LEDテクノロジーとダイナミックインジケーターが標準装備されている。「R・S・3・チェッカー」と順に点灯する特別なカミングホームグラフィックを備えたマトリクスLEDテクノロジーも追加料金で利用できる。
フロントホイールアーチ後方の新しいエアインテーク
横顔では、フレアしたフロントホイールアーチの後ろに新しいエアインテークがあり、コンパクトカーをさらにスポーティに見せている。このデザインは、電気自動車の「e-tron GT」にも採用されている。トレッド幅は33mm拡大されている。 19インチのキャストホイールの後ろには、グレー、レッド、ブルーのキャリパーを備えた新しいセラミックブレーキが装備されている。ブラックまたはレッドのキャリパーを備えた新開発のスチール製ブレーキも標準装備されている。