フーシ派が石油タンカー攻撃 自爆型無人艇が側面に激突
サナア、イエメン、10月4日 (AP) ― イエメンの親イラン反政府武装集団フーシ派は10月3日、紅海で原油タンカーを攻撃した映像を公開した。 多国籍合同海事情報センターによると、最初の攻撃はイエメンの港湾都市ホデイダ沖約110キロの紅海上で、パナマ船籍の原油タンカー「コーデリア・ムーン」が標的となった。 米海軍が監督するセンターによると、近くを航行していた船の船長が、タンカーの近くで4回水しぶきが上がるのを見たという。 おそらくミサイルが発射されたが、外れたのだろう。 その後、自爆型無人艇が同タンカーに激突。この衝突で船の浮力を制御するバラストタンクの一つが損傷した。 「コーデリア・ムーン」は武装した民間警備員を乗せ、スエズ運河に向かって北上していた。 フーシ派はこの日、武装警備員を乗せてスエズ運河に向けて、紅海を北上する別の船もミサイルで攻撃した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)