ポロシャツの着こなしがおじさん臭くならない秘訣とは?
いまやビジネスでさえクルーネックのTシャツが許される時代ですが、とはいえやっぱり襟付きの方が断然品良く見えるのは変わらず。夏の襟付きといえばポロシャツですが、さらに大人に相応しいもう一手がほしいトコロです。
ニット素材が断然大人っぽい! で、さらにもう一手!?
ビジネスシーンもジャケットのインナーはTシャツ、なんて人も増えてきた今日この頃。でも、なんだかんだで襟がある方がキチンと感がありますよね。もちろん、絶対に台襟付きのカッチリしたシャツを着ろと言うつもりはありません。だって、ポロシャツがありますから! ただし、ポロシャツは襟付きといってもそもそもスポーツウエアが出自。定番の鹿の子生地だと、スポーティな印象が強いんです。ところが、ニットにすることで印象は一変。スポーティさは、まるで払拭されるんです! と、息巻いていながらなんですが、そんなことは百も承知ですよね。実は今回はさらにもう一手が。ニットはニットでも、あえてローゲージを選びましょうってコト。ざっくりした編みならニット感がより強調され、表情も豊か。さらに通気性も高くなりますから。クラシックな雰囲気も増すので、夏コーデのクラス感が確実に上がりますよ!
◆ フィリッポ デ ローレンティス/ニットの魅力をよりストレートに楽しめます
7ゲージで畦編みしたこちらのニットポロシャツ。ハイゲージと比べると、ニットならではの風合いがより強調されます。そのざっくりとした編みに合わせて、ボタンも大きめ。品良いながら遊び心のあるそんなニットポロシャツなら、首元の柄アクセントともマッチ。オフ白にカーキのパンツ、そしてグルカサンダルを合わせれば、上質かつクラシカルな雰囲気を楽しめます。 ポロシャツ3万8500円/フィリッポ デ ローレンティス、パンツ4万9500円/ピーティー トリノ、サンダル9万9000円/フラテッリ ジャコメッティ、スカーフ1万7600円/ステファノ カウ、メガネ4万700円/アイヴァン、ブレスレット4万4000円/シンパシー オブ ソウル
◆ タリアトーレ/あくまでニットだけど鹿の子のような清涼感
独特なカラミ編みにしたことで、よりゆったりとしたドレープを楽しませてくれるこちら。さらにスキッパー仕様、そしてサックスブルーが涼しげな雰囲気をアピールしてくれます。ジャストなサイジングは、ハイゲージだとカラダへの密着感がありますが、こんなざっくりした風合いならピチピチには見えません。