「本当に悔しかった」パリ五輪からオールスターに強行参戦の太田海也、オリオン賞で犬伏湧也と連係
平塚競輪場のナイター「第67回オールスター競輪(G1)」が13日、初日を開催。自転車競技日本代表としてパリ五輪に出場し、本日の早朝に帰国した太田海也(25歳・岡山=121期)がインタビューに応じ今の思いを語った。 (14日のオリオン賞を走るにあたり)疲労感が無いといえば嘘になりますが(日程が詰まっているが)競技が終わってから1日置いたし、帰りの飛行機もすごしやすい環境を整えてもらえたので体は準備ができています。 五輪では3種目に出場してメダルの届きそうなチームスプリント、メダルと取りに行った競輪とスプリントと走り、7日間気持ちを張り詰めて1本1本、真剣に全力で戦うことができました。 五輪に出るだけで満足するのではなく、メダルを取るという強い気持ちで挑みましたが、結果的には出場しただけになってしまったことは本当に悔しかったです。(今後のナショナルチームとしての活動については)今後についてはオールスターの間、そしてこのあとのオフ期間で考えたいです。 (今回のオールスターに関しては)五輪中はオールスターのことは考えられず、とにかく五輪に集中していました。そのあとに時間が少し空いたので日本の競輪をイメージして平塚に入りました。 選手の皆さんから「頑張った!」と声を掛けられたのがうれしかったですね。(すぐに実戦を迎えるが)鉄のフレームに体を合わせていくことになりますが、1日空くのでしっかりと整えて走りたいです。 競輪を走る機会が少ない中、ファンの方に見てもらえる大事なレースですし、そういう意味でもメダルを取って日本の競輪の進展につなげたかったです。ここはしっかりとS級の選手として気持ちを入れて走ります。犬伏(湧也)さんとラインを組み自分が前で頑張ります。