【日本上陸!】チェコ共和国生まれの機械式時計ブランドが、時計好きの好奇心をくすぐる理由
チェコの職人技の豊かな伝統と現代のテクノロジーが融合したウォッチコレクションは必見!
チェコ共和国・プラハ旧市街にある天文時計が“時計の宝石”としてそびえたつ、ヨーロッパの中心部で生まれた時計ブランドROBOT(ロボット)が日本上陸。 【画像】チェコ共和国生まれの機械式時計ブランドROBOT(ロボット)を見る 東京・恵比寿のウェスティンホテル東京内にある「ノーブルスタイリングギャラリー」で購入することができます。 チェコの創造性と未来を形作るパイオニア・スピリットを称える時計を腕にすると、時間の貴重さと価値に改めて気づくはずです。
チェコの歴史と革新の豊かな伝統に深く根差している時計ブランド
「ロボット」という言葉は、1921年にチェコの作家カレル・チャペック(Karel Čapek)が戯曲『R.U.R.』で初めて使用。この「革新」を象徴する画期的な言葉をブランド名とする「ロボット」は、言葉だけでなく、未来の技術に対するインスピレーションをも世界に与えたチェコの創意工夫の精神を称えています。 ブランド創設者は、チェコの起業家ヨゼフ・ザイチェク(Josef Zajíček)で、ロボットの時計はすべてフラデツ・クラロヴェ地方のナホド地区にある町、ノヴェ・メスト・ナド・メトゥジで丁寧に手作りされ、高品質のスイス製ムーブメントの精度とチェコ独自のデザインが融合しているのが特徴です。
手巻きで8日間のパワーリザーブを備えた最高品質のムーブメントを搭載
ロボット「Aerodynamic(エアロダイナミック)」は、世界初の量産型エアロダイナミック・ボディの自動車であるチェコスロバキアの「タトラ77」に敬意を表しているタイムピース。 独特なエンボス加工の文字盤は、チェコスロバキア初のエアロダイナミックスの車体であるヴィコフ35 カプカ(Wikov 35 Kapka)やズブロヨフカ(Zbrojovka)のボディの典型的なリブ・パターンで装飾。 燃料ゲージを思わせる手巻き式ムーブメントのパワーリザーブ・インディケーター、6時位置のスモールセコンドも文字盤の魅力的な要素の一つで、その美しさはドロップ型の針によって引き立てられています。 ムーブメントに目を移すと、扇型の切り抜きが施されたスケルトン・ブリッジなどの特徴的なカスタム装飾が見ることができます。 ケースの厚さはわずか12.2mmで、シーマ・プラーグ社のアトリエで製作された豪華なハンドステッチのストラップが取り付けられています。 他にも、チェコの芸術とグラフィック・デザインに敬意を表した時計「Graphic Sutnar(グラフィック・ストナー)」や、シンプルな美しさからのインスピレーションから生まれた「Aplos(アプロス)」などにも注目です。
梶井 誠