メジャー公式HPがマエケンのTV番組ドッキリ変身を報道、というドッキリ?
メジャーリーグの公式ホームページのトップニュースにドジャースの前田健太投手(28)が珍しい形で取り上げられた。オフに帰国しているマエケンは、先日、TBS系のテレビのバラエティ番組「炎の体育会TV」に出演しておじいさんに扮装し、ドッキリを仕掛けるという内容で、ファンを驚かせ喜ばせたが、そのシーンが大々的に報じられたのである。。 タイトルは、「前田健太が、おじいさんに扮装して若いファンを驚かせたビデオはこれ」というもので、そのシーンの映像が投稿されていた。 取り上げられた番組の1シーンは次のようなものだ。 マエケンはカツラと特殊なマスクメイクをほどこし、アスリートとはほど遠い、いかにも高齢者といった様子のおじいさんに変身。その姿で、突然、少年野球の練習にあらわれる。野球少年たちは、誰もマエケンだとは気づかない。マエケンは、グラウンドの隅で肩をぐるぐる回すマエケン体操も控えめにやっているが、それでも誰もがおじいさんだと思い込んでいる。 その弱々しいおじいさんが、外野で打球を捕球するなどで練習に飛び入りで参加。そして、打撃投手をしたいと名乗り出るのだ。少年選手の指導者もすっかり騙されていて「大丈夫ですか?」と声をかけるほどのマエケンの名演技が光った。打席に入った野球少年たちは、不思議そうにこのおじいさんと対戦するも、相手は今季16勝利を挙げたバリバリのメジャーリーガー。バットがボールをかすることなどなく、三球三振。 その場に居合わせた選手やコーチ、付き添いの母親は大混乱。特殊メイクを取ると、あのマエケンに元通りになり、ドジャースのユニフォーム姿も披露してくれて、子どもも大人も大喜びというよくできたリアルなドッキリ番組である。 メジャーの公式ホームページの記事は、このテレビ番組のマエケンの様子を、NBAのキャブスのカイリー・アービングと重ね合わせて書き出している。 「クリーブランド・キャバリアーズのポイントガード、カイリー・アービングは、アンクル・ドリューという分身を持っている。身分を隠したその老人はバスケットボールのゲームに加わり、ダンクシュートをしてみせた」。 アメリカでは、カイリー・アービングが特殊メイクで老人に化けて町中のバスケットボールのゲームで大暴れするというペプシのCMがあるのだ。このCMは大きな反響があり、すでにシリーズ化。他のバスケットボール選手も出演している。