「博多のカリスマ占い師」が後進育成に本腰 世にも珍しい“フランチャイズ化”を進める理由「本物を育てたい」
豊富な人脈と多彩な才能の持ち主
さらに2021年には「AKB48×大島てる×ミセス・ヒロコドキュメンタリーホラー映画・未成仏物語」と「僕が君の耳になる」の2つの作品に出演。実際に映画の中ではリアルに鑑定する場面を見ることもできるそうだ。またマルチな才能を発揮。「衝撃のルノルマン占い」「うまくいく恋愛には法則がある」といった著書を執筆してもいる。 そんなヒロコさんが霊感や透視能力を感じたのは10歳のころだったという。25歳のときに知人宅に呼ばれた際に不思議な現象を体験したことから確信に近いものを感じ、自然と占いの世界へ。やがて福岡・天神に占いサロンを開業した。当初はお金を取らないこともあったそうだが、プロの道へ。タロットカードと出合ったことで名前も生年月日も必要ない、彼女オリジナルの「透視リーディングタロット」を確立し、20年以上になる。
透視で「体型やニオイ、服装なども見える」
「私の占いは透視により現れた運命をタロットへと投影することで本質を占い、見えてくるものをお話しするというものです。体型やニオイ、服装なども見える。そのあまりの威力に驚き、これは”誰かのためになる。教えてあげたい”と思うようになったのです」 依頼者からの相談内容は恋愛から仕事、結婚、離婚、病気、親子関係など多岐にわたる。ヒロコさんは「人生は選択の連続。運命は、その選択によって変えることができると確信しています。私自身がタロットによって救われ、運命を変えたように、みなさんのより良い生き方の選択のお役に立てれば、私も幸せです」とも話す。
相談者に寄り添い、依頼者を元気に
占いは人類の歴史とともにあると言っても大げさではなく、時代によって変化している。かつては恐怖心をあおったり、ネガティブなことをことさら強調するスタイルが少なくなかったが、現在は相談者に寄り添うようなトークが主流になっているという。 メンタル心理カウンセラーの資格も有するヒロコさんは「私が伝授するものは占いの技術だけではありません。その人の人生が精神的、肉体的に満たされることを目的にしています。誰かの人生にアドバイスを送り、みてもらったら元気になれたと言ってもらえた瞬間、この仕事を選んで良かったと思えます」と話している。 世にも珍しい占いのFC化。どんな広がりを見せるのだろうか。 ◇問い合わせはミセス・ヒロコHP または電話080(5608)0549まで。
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