大谷翔平「水原騒動」直後の苦難振り返る「やること多すぎ」自己ワースト開幕40打席本塁打なし
NHKは29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」を放送し、ドジャース大谷翔平投手(30)が水原一平被告の騒動直後の苦難を明かした。 3月の韓国での開幕戦直後、通訳として私生活までサポートしていた水原被告が、違法スポーツ賭博で抱えた借金の返済のために、大谷の口座から約1659万ドル(約25億7000万円)を胴元のブックメーカーに不正に送金していた事実が判明。その後大谷は会見を開き、状況を説明した。 グラウンド外の事件に見舞われた大谷は、自己ワーストとなる開幕から40打席本塁打なし。思うような結果が出ない状況を「やることが多すぎて。いろんな人と話さないといけないし、状況説明も含めて。単純に時間がないというか。そういうの(状況説明など)を午前中とかゲームに行く前にやって、球場に来て『はいプレーです』みたいな感じで。時間がなかったですね」と苦笑いで振り返った。