<プロ野球速報>阪神ヤクルト戦で乱闘、バレンティンと矢野コーチが退場
京セラドームで4日に行われた阪神ーヤクルト1回戦で乱闘騒ぎと退場処分があった。ここまで8四球と大荒れだった阪神の先発の藤浪晋太郎が、0-2で迎えた5回も先頭の雄平に、一、二塁間を破られ、続く畠山和洋の左肩から頭部にかけてデッドボールをぶつけた。その場で転倒した畠山が起き上がり血相を変えてマウンドへ詰め寄り始めたため、両軍のベンチから選手、コーチが飛び出して、もみくちゃになる大乱闘に発展した。 遅れて輪に加わったバレンティンが、阪神の矢野燿大作戦兼バッテリーコーチを背後から引っ張って投げ飛ばし、怒った矢野コーチが起き上がると、ジャンピングニーキックで反撃。さらに金本監督までが加わって両軍がエキサイト。しばらく揉みあいが続いたが、両軍が分けられてから、審判により警告試合が宣告され、暴力をふるったバレンティンと、それに対応した矢野作戦コーチの2人が退場処分となった。 バレンティンは3回にセンターバックスクリーンの最上段に飛び込むソロ本塁打を放っていた。