津工、2年前の借り返せず 東京代表に再び初戦敗退【全国高校サッカー】
◇31日 第103回全国高校サッカー選手権大会2回戦 堀越2―0津工(駒沢陸上競技場) 2年前の借りを返すことはできなかった。津工(三重)は、前回出場した2022年と同じく東京代表(前回は成立学園)と対戦。前半は0―0で折り返したが、後半は堀越ペースに引きずり込まれた。同12分に先制点を与え、反撃をうかがったが、追加タイム1分に決定的な2失点目。再び初戦で散った。 経験の差が出たかたちとなった。2年ぶりの津工に対し、相手は2年連続出場。MF岸修斗(3年)は「練習試合だと声も通るので、自分たちで改善できるが、こういう舞台だと1回集まって話し合わないと全体で統一できない」と修正に手間取った。 ロングスローワーのDF笹岡玲鷹(2年)を投入したにもかかわらず、岸が通常のスローインで始める場面も。「負けてる展開になって、ちょっと焦ってしまった」と悔やんだ。
中日スポーツ