Gen1es・唯一の日本人メンバー RUAN、「私たちにしかできないことをやっていく姿を見せていきたい」
オーディションサバイバル番組『Chuang Asia 2024』から誕生した国際的9人組ガールズグループGen1esが、9月6日(金)に1st EP『Hourglass』をリリースする。このEPにはリード曲「Hourglass」のほか、「Dot Dot Dot」と「Sick Of You」、4月に発表されたプレデビュー曲「LUCKY BELL」も合わせた全4曲を収録している。2024年8月のGen1esの初来日の際、唯一の日本人メンバーであるRUAN(池間琉杏)がインタビューに応じ、今回のEPやグローバルアイドルグループの活動について想いを語ってくれた。 【撮りおろしカット】大胆なへそ出しスタイルがキュートなRUAN ■Gen1esとしてデビューしてから今までの期間は「すごく楽しくのびのびと活動できている」 ーーChuang Asia 2024では、テーマソングでセンターに抜擢され、終盤まで好成績で見事デビューを勝ち取りました。振り返ってみてオーディションサバイバルはいかがでしたか? オーディションサバイバルには2回目の挑戦だったので、今回はデビューしないといけないというプレッシャーがありました。そんな中で、沢山の方に関心を持っていただいたことがありがたいですね。オーディション中には、少しずつですけどファンの方に恩返しできているのかなと思っていました。 ーーGen1esとしてデビューしてから今までの期間はどのような活動をされていたのでしょうか。 タイで屋外イベントをしたり、ファンミーティングを開催させていただいたりしていました。Thailand Music Countdownというタイの音楽番組にも出させていただきましたし、私たちのプレデビュー曲「LUCKY BELL」を中心に活動させていただきましたね。私たちは多国籍グループなのですが、メンバーそれぞれの出身の国に行くことができました。中国、タイ、マレーシア、韓国などめぐって、今回ラストが日本です。大変なこともあるんですけど、すごく楽しくのびのびと活動することができています。 ーー日本では珍しい形態のグループだと思いますが、海外での反応はいかがでしょうか? 私たちはC-POPでもなくT-POPでもなくK-POPでもなく、A-POPというジャンルを盛り上げていきたいと思っています。A-POPはアジアの「A」なんですけど、インターナショナルなグループだし、私たちにしか出せない色もあると思うんですよね。そういう思いを持って活動する中で、海外の方々が応援して愛してくださっていて、すごくありがたいです。そのおかげで私たちも色々な国に行くことができるので、感謝していますし誇らしいです。日々初めてのことに挑戦している感じがして、ワクワクしています。 ■EP『Hourglass』は「4曲とも違う雰囲気で色々な姿を見せられるように工夫した」 ーーEP『Hourglass』の曲を初めて聴いた時の気持ちを教えてください。 EPの4曲を初めて聴いた時、ファンの方に全力で届けたいと思いました。デビュー準備期間の間、皆ですごく頑張りましたし、EPの曲を全世界に広めていきたいです。4曲とも違う雰囲気の曲なので、色々な姿の私たちを見せられるように工夫しました。 ーーEP収録曲「Hourglass」はどんな曲ですか。 「Hourglass」は日本語で砂時計っていう意味なんですけれど、私たちが期間限定のグループなので、限られた時間の中で最大限に自分たちの魅力を見せるっていう想いが込められた曲です。すごく明るくてポップで、一回聴いたら仕事や勉強に集中できなくなるくらい中毒性があります。ミュージックビデオは韓国で撮影したんですけど、可愛くて青春を思い出すような内容になっているので、ぜひチェックしていただきたいです。 ーーEP収録曲「Dot Dot Dot」についてお聞かせください。 「Dot Dot Dot」はレトロポップな感じの曲調で、イントロが印象的なカッコ良い曲です。私たちは普段可愛いコンセプトの曲が多いんですけど、この曲ではクールな一面を見せています。私個人としては、EPの中で一番お気に入りの曲です。ダンスも激しいですし、普段とは違った新しいGen1esを楽しんでいただけると思いますね。 ーーEP収録曲「Sick Of You」についてはいかがでしょうか? 朝の準備中とか散歩してる時に聴きたくなる曲です。心を落ち着かせてくれて、何度も何度も聴きたくなると思います。ダンスが誰でも真似しやすい感じなので、すごく気に入っていますね。 ■Gen1esは「どんな曲でもマッチするメンバーが揃っている」 ーーミュージックビデオで着た衣装の中で、気に入っている衣装はありますか? 「Hourglass」のミュージックビデオでは4つの衣装を着たんですけど、その中でも制服っぽい衣装が一番気に入っています。あとは4つ目のレトロな感じの衣装があって、チェックのピンクや黄色が可愛くて好きですね。 ーーミュージックビデオは韓国で撮影したとお聞きしましたが、撮影現場で印象的なエピソードは? 全員でミュージックビデオを撮影するのが初めてで、30時間も撮影したんですよ。それで疲れが溜まってきた時に、皆クレイジーになっちゃって(笑)。精神的におかしくなってきちゃって、逆にハイテンションになって…私たち普段から騒がしいんですけど、もっと騒がしくて、おかしい感じになってました。 ーーそんな中でも、RUANさんはグループの中で、キューティー&ビジュアル担当のようなポジションですね。 そうですね。表ではそういう感じですし、裏では皆に可愛がられています(笑)。一番年下ってわけではないんですけど、スキンシップも沢山してくれて、皆私を妹や子どものように扱ってくれています。私の性格は自分ではクールな方だと思うんですけれど、それでも皆いつも気にかけてくれてて、助けられている部分も多いですね。 ーーGen1esはこれからどういうグループになっていきたいですか? Gen1esには多種多様なタイプのメンバーがいるんですけど、だからこそいろいろなことに挑戦できると思っています。今回のEPでは異なるタイプの3曲に挑みましたが、「どんな曲でも、どんなコンセプトでもマッチするメンバーが揃っている」と改めて思ったんですよ。なので、他のグループでは見せられないものを見せていけるグループになっていきたいです。 ■多言語グループでのコミュニケーションのコツは「分かる単語を口に出してみること」 ーーGen1esは多国籍のメンバーからなるグループですが、コミュニケーションがどのようにとっていますか? そうですね。今ではコミュニケーションを取れるようになったんですが、私は時間がかかりました。オーディション当初は英語も全然できなかったし、中国語もタイ語もできなかったんですよ。そんな中でメンバーの皆の助けがあり、私自身も言語の勉強を頑張って、ようやく話せるようになりました。頑張って良かったですし、メンバーには感謝しています。 ーーGen1es初来日は、RUANさんにとっては凱旋となりますね。日本での活動は楽しかったですか? そうですね。イベントに出させていただいたり、ファンミーティングをやったりして楽しかったです。最初はすごく緊張していたんですけど、デビューを勝ち取ったからには堂々としないとっていう気持ちで頑張りました。あとは普段日本語を使う機会があまりないので、ちゃんと話せているのか自信がなかったんですけど、うまく進行できて良かったです。 ーー(RUAN以外で)4カ国出身のメンバーと外国語でやり取りするのはかなり大変なことだと思います。RUANさん流のコミュニケーションのコツはありますか? 言語を勉強していると、いろんな表現方法があることに気付くんですよ。例えば日本語にはこの表現があるけど英語にはないとか、逆に韓国語にはこんな表現があるけど他の言語では表せないみたいな。なので、「とりあえず分かる単語を口に出してみる」のがコツかもしれないです。メンバーは皆同じ仕事で同じ目標を持っている子たちなので、やっぱりフィーリングが合うんですよ。黙っているのではなくて、意思を表現するというか、難しい表現がある時も、意思疎通はテレパシーでできますね。(笑) ■これからの3年間で「私たちにしかできないことをやっていく姿を見せていきたい」 ーーGen1esの中で特に仲が良いメンバーは? 私は韓国語を話せるんですけど、同じく韓国語を話せるWANG KE(ワンクー)ちゃんとよく一緒に移動してますね。オーディション番組が始まったころからずっと一緒にいる子なので、今もよく一緒にお出掛けします。あとはルームメイトのYEAN(イェン)ちゃんとXUEYAO(シェヤオ)ちゃんも、一緒にご飯食べたり練習したりしますね。 ーーもしRUANさんがW1NGs(ファンダム名)だとしたら、誰を推しますか? XUEYAO(シェヤオ)ちゃんですね。何もしていなくても綺麗でセクシーなんですよ。パフォーマンスも上手だし歌も上手だし。表情についても、何もしなくても雰囲気が出るんですよ。顔も綺麗だし、私には持っていないものを持っていると思うので、会った時から一緒にステージに立ちたいと思っていましたね。オーディション番組で私がメンバーを選べるミッションがありましたが、その時も一番最初にXUEYAO(シェヤオ)ちゃんを選びました。 ーーGen1esは3年間限定のグループとのことですが、この3年間でどんな姿を見せていきたいですか? 3年っていう短い期間ですけれど、私たちの目標はワールドツアーをすることです。まずはタイ、中国でやって、マレーシアと日本でもやりたいですね。こんなインターナショナルなグループは初めてだと思うので、私たちにしかできないことをやっていく姿を見せていきたいですし、それぞれの国で沢山の人に愛されるグループになりたいですね。 ーー最後に今後のGen1esについてPRコメント、ファンへのメッセージをお願いします。 日本のW1NGs(ファンダム名)の皆さん、この1週間の日本でのプロモーションイベントを温かく見守って応援してくださり本当にありがとうございます。やっと私たちの1st EP「Hourglass」が出たんですけど、デビューまでの期間すごく頑張って取り組んできた曲なので、W1NGsの皆さんとGen1esで一緒に「Hourglass」の思い出を作っていけたらなと思います。また日本に帰ってきたいと思っていて、次はもっと大きなステージで会えるように頑張りますので、ぜひ待っていてくれたら嬉しいです。