松山英樹が2025年シーズン開幕へ 伸ばし合いが予想されるハワイ初戦に闘志「しっかりバーディを取っていけるように」
<ザ・セントリー 事前情報◇1日◇プランテーションコースatカパルア(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73> 【連続写真】米ツアー通算10勝・松山英樹のドライバースイング 「明けました」。前年のツアー王者やポイントランキング上位者のみが出場できるシグネチャーイベントとなる米国男子ツアーの開幕戦「ザ・セントリー」(1月2~5日)が行われる米ハワイ州も2025年を迎え、世界ランキング6位の松山英樹はシーズン初戦に向けて準備を整えている。 オフシーズンは日本でジュニア向けのレッスンイベントの開催や取材対応などがあったが、限られた時間のなかで課題と向き合い調整に励んだ。2022年は背中や首の痛みに悩まされ、昨年の開幕戦前の12月は納得のいく練習量ができずにいたからこそ、今回は「よかった部分もありましたし、なにより練習ができたのはすごく大きかったかなと思います」と話した。体の調子は「いいと思います」と悪くない状態で挑めている。 米ツアーの公式サイトで毎試合の開幕前に発表されるパワーランキング(優勝予想)では、6番手にランクイン。今大会には5年連続8度目の出場で、昨年は「ジェネシス招待」、プレーオフ初戦「フェデックス・セントジュート選手権」で2勝を遂げて通算10勝を達成していることから「2勝を挙げた“怪物的”な2024年から間もない」と評されている。 昨年は、優勝スコアがトータル29アンダー。松山はトータル8アンダーで58位と当時は試合直後に「せめてトップ10前後くらいにははいりたかった」と話し悔しい結果で終えている。舞台となるプランテーションコースatカパルア(米ハワイ州)は「伸ばし合いのコースだと思うので、しっかりバーディを取っていけるように」と、今年は納得のいくスタートを切るためにも最終調整に励んでいく。 いよいよ新シーズンの幕開け。第1ラウンドは日本時間3日の午前6時39分に、ジャスティン・トーマス(米国)、アダム・スコット(オーストラリア)とともに1番からティオフする。