【防災の日の向けて】女性ならではの悩みを解決する防災用品をチェック
yoi:ショーツのクロッチ部分の形が特徴的ですよね。 表さん:生理用品を貼りやすい形にしてあります。生理中でもはけますし、避難所では下着を替えられなくて生理用品を貼り替えて過ごすことも多いので。縫製の関係で縫い目が肌に当たってしまうので、気になる方は裏返して縫い目が表に出るようにはいていただいても大丈夫です。 yoi:キャミソールは、胸の部分がポケット状になっており、パッドが入れられるようになっているんですね! 表さん:そうなんです。もし手元にパッドがあれば入れていただいてもいいですし、なければティッシュとか、貴重品を入れてもいいと思っています。身につけてしまえば貴重品を盗られる不安も減らせますよね。色にもこだわっていて、白いTシャツで逃げてきたとしても透けにくい色を選びました。
表さん:もうひとつ大きな特徴として、制菌加工を施してあり、3日間洗わなくても菌が減っていく効果があります。においが気にならなかったり衛生的に着られるのももちろんですが、避難所はトイレの衛生面で心配も多く、糞便からノロウイルスが発生しやすかったりもして。制菌加工はそういった感染症の予防にも役立ちます。加工なので洗濯すると多少は効果が落ちるのですが、100回洗濯しても効果は変わらないことは保証しています。なので避難所にいる間は安心して使っていただけます。
■女性用防災アイテム 中身の見えない消臭ポリ袋 yoi:ビニール袋は必要そうだな、とは思っていましたが、中身が見えない・消臭という点はあまり気にしたことがなかったです。 表さん:ゴミのにおいは無いほうが絶対にいいですし、捨てた生理用品を漁られたという話も耳にするので…。災害時に限ったことではないですが、なるべく外から中身がわからないほうがいいと思います。 yoi:100円ショップでも販売されているから用意しやすいですね。
■女性用防災アイテム ラップタオル 表さん:タオルは、大きめのものを準備しておいたほうがいいです。着替えるときに、タオルを被りながら着替えることもできるので。 yoi:タオルは大きめで、着替えるときに体を覆えるもの…それって、子どもの頃プールの授業で使っていた、スナップボタン付きのタオルだとどうでしょう? これラップタオルという名前なんですね。 表さん:それすごくいいと思います! 避難所では布団の中で着替えることが多いですが、ラップタオルなら起き上がった状態で着替えられるし。あとトイレに入るときも被っておけば、上から覗かれたとしても安心ですよね。 yoi:トイレを上から覗かれる…! 考えると悲しくなってくるような“もしも”ばかりですが、そういったことも想定しておくことが自分の身を守るんですね。 表さん:なんでこんなことに気を遣わなければならないのかって思いますけど、一人でも多くの女性に安全に快適に過ごしてほしいので、ぜひ準備しておいてほしいです。ラップタオルは子ども用でもいいですが、ちゃんと長さがあるものだとよりいいですね。