初心者から玄人(?)まで結集! 第1回「自作PCユーザーミーティング」に密着
「トークセッション」で語られたこと
最後のプログラムは「トークセッション」だ。 初めに主催者のモリケン氏が「なぜ改造PCを始めたのか?」というストーリーを時系列で紹介した。なかなかに興味深いものだった。 トークセッションでは当日の挙手(飛び込み)枠も用意され、AVerMediaの上田氏がASRockの配信者向けマザーボード「LiveMixerシリーズ」への“愛”をアドリブで語っていた。 最後はGreyGhostCCC じーま氏が登壇し、PCケースの塗装について語った。筆者はPCケースに塗装することまで考えたことはなかったが、「素材によって向き不向きがある」といった話は大いに参考になった。
最後は「じゃんけん大会」
最後のプログラムは、この手のイベントの定番ともいえる「じゃんけん大会」だ。 今回用意された景品は、イベントのために用意されたものからモリケン氏が“ため込んだ”秘蔵アイテムまで、いろいろなものが用意された。本当にたくさんあったので、時間内で全て贈呈できなかったため、余ったものは次回に持ち越すそうだ。 会場では、参加者が持ち込んだPCなどを展示するコーナーも設けられた。今となってはレアなものや懐かしいものも展示されていた。
次回開催の予定は?
イベントは当初予定よりも1時間ほど遅れて午後6時過ぎに閉会となった。参加者へのアンケート結果を見る限り、おおむね好評だったようだ。 今回の参加者の中には、インテルPCマイスターの上級を取得した人の他、PCショップ店員、ライター、PC業界の関係者が混じっていた。一見すると「何それ怖い」と感じてしまうところだが、好きな自作PCについて語る時は、一様に同じ目線で話せていたようだった。 今回の参加費用は、全てモリケン氏持ちということで無料だったが、第2回は2025年2月ごろに「大人は有料、学生は無料」という形で開催を検討しているという。 特に今回は(盛り上がってしまったため)タイムスケジュールに課題こそあったが、次回もユーザー同士が自作PCについて語ることができるイベントに期待したい。
ITmedia PC USER