競輪投票サイト「チャリロト」、代表が“取引先と不適切な資金のやりとり”の疑い 親会社MIXIが解任を発表
MIXIは10月30日、連結子会社のチャリ・ロト(東京都渋谷区)の代表取締役などが取引先と不適切な資金のやりとりをしていた疑いがあると発表した。MIXIは現在事実関係を調査中としているが、今回の疑いについて「重大な問題であると認識している」と説明。チャリ・ロトの上田博雄代表を同日付で解任した。 【画像を見る】MIXIの発表全文【全2枚】 チャリ・ロトは、競輪・オートレース車券のオンライン投票サイト「チャリロト」を開発・運営する企業。2019年にMIXIの完全子会社となっていた。 MIXIは、不適切な資金のやりとりについて詳細を明かしていないが、上田代表と従業員1人に疑義が判明したと説明している。上田代表の解任理由については「本件疑義の発生を重く受け止め、同人より聴取した内容などを踏まえた結果」としている。後任はMIXIから出向し、チャリ・ロトの取締役を務める石原洋輔氏が就く。 MIXIは、今回の件が業績に与える影響について精査中。11月8日に予定している2025年3月期第2四半期決算で事実関係を開示できるよう調査を進めているという。
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