「初先発で大暴れ!」レンジャース期待の右腕ロッカー、初登板で4回7奪三振の“力投”に米熱狂「圧倒的な存在感だった」「別世界のスライダーだ」
テキサス・レンジャーズのクマー・ロッカーは現地9月12日(日本時間13日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に先発登板。4回(74球)を投げて3安打1失点、7奪三振の好投を披露し、チームも5対4で勝利した。 【動画】「大リーグで大暴れ!」大型新人ロッカーのメジャー初登板をチェック この日、メジャーリーグ初登板のロッカーは、1死走者なしの4回にマリナーズの6番・指名打者ジャスティン・ターナーに6球目の直球を打たれ、ライトスタンドに叩き込まれ、1失点を喫するも、4回(74球)を投げて3安打1失点、7奪三振の力投を披露し、降板した。 全米屈指の強豪バンダービルト大学で1年次からエースとして大活躍。19奪三振ノーヒッターを達成し、カレッジ・ワールドシリーズではMVPも獲得したロッカーのMLB初登板に、MLB公式はX(旧ツイッター)で「クマー・ロッカーは大リーグ初先発で大暴れした!わずか4イニングで7三振を奪った」と綴り、称えた。 さらにレンジャーズ専門メディア『Texas Rangers Insider』もXで「素晴らしいMLBデビューを果たした」と称賛。アメリカの野球専門雑誌『Baseball America』も公式のXで「ロッカーのスライダーは別世界だ」と驚きを示した。 そして、米メディア『VandySports』や米スポーツのポッドキャスト番組『Southeastern 16』のホストを務めるクリス・リー氏もXで「私が今まで取材した選手の中で最も圧倒的な存在感だった。その圧倒的なオーラは、今夜のMLBでの初出場でも発揮された。彼を応援している」と好意的なコメントを残している。 なお、アメリカ出身でインド人の母親を持つロッカーは、米球界史上初のメジャーデビューを飾ったインド系選手となった。 構成●THE DIGEST編集部
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