「家事の悩み、お金で解決するのは悪か?」罪悪感を抱いていた3児の母親が便利家電を導入して気づいた、最も“無駄”なこと
結局お金で解決なの!?
主婦業9割削減を目指すブログを書きはじめて、私の取り組みが注目され、メディアに取り上げられると、便利家電や便利なサービスなどへの投資を積極的に進める私のスタイルに対して、「結局お金で解決か」「お金で解決以外のことが知りたかった」「それだと意味がない」などの反響もいただきました。 【画像を見る】「その家事ストレスは“思い込み”のせい」プロが本当にやってよかった、“家事動線”見直しのコツ もちろん私もお金での解決には抵抗がありました。しかし私はテクニックや努力だけで実現できるようなちょっとの時短を目指しているのではありません。「9割」減を目指すと宣言したからには、一発解決できるものをどんどん取り入れていくしかないと思ったのです。小さな工夫で時短になることはどんどん取り入れていきたい、しかし、それだけでは解決しそうもないほど以前の私は追い詰められていました。 また、私自身が”母として”、”妻として”だけじゃない、人生に”自分の人生の充実感”を取り戻したいと感じていたこともあります。自分の人生の充実感を取り戻すと考えた時に、私が思い浮かべたのは独身時代、仕事や目標に没頭していた頃の自分でした。結婚して出産してからずっと置き去りにしてきた気持ちだった気がします。 「母なんだから、家族を優先にしなきゃ」と、 やることをいっぱい抱えながら過ごしてました。そんな風に自分が勝手に責任を背負いこむことで、 逆に家族にも窮屈な思いをさせていたなんて全く気づかなかったんです。 母としてやるべきことに追われ、タスクが多すぎてイライラする。仕事にも集中しきれず、思うような成果をあげられない期間が続いていました。そこで、仕事や目標に短時間でも没頭できる環境が必要だと感じました。もちろん家族とのコミュニケーションは大事にしたい、だからこそ、私が抱えていたタスクの中で私じゃなくても良いことはどんどん手放そう。それが、主婦業削減だったんです。 とはいっても私だって、「頑張れば自分でできること」にお金をかけることには勇気が必要でした。 大きな出費になることは特に、です。でも、そこまでお金をかけたんだから、と自分の生き方、働き方への責任も増し、絶対それ以上の仕事をするぞ!という覚悟にもなりました。 そのおかげで新たな仕事も獲得できていますし、主婦業削減による時間の確保は思った以上の効果がありました。